アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2015/09/02

現地校スタート

学校に貼ってあった標語
現地校が始まった。

親子共々緊張の一日だった。
私は朝食は喉を通らず、息子は家を出るとき靴を履きながらあまりの不安に泣き出してしまった。
メンタル弱すぎ親子。

初日は荷物が多いし(学用品を一式持っていかなくてはならない)、親としても英語ゼロな子供のサポートが絶対必要なので、家族総出で出発した。
私が携帯忘れて途中で引き返し、その間に息子は緊張のあまり車酔いして吐いてしまったりして、もう本当に見ていられないくらいかわいそうだった。
なぜ!なぜ!携帯忘れちゃうんだ、私!!

授業開始は8:05、予鈴が8:00.
8:00までに登校して、undercover area と呼ばれる屋根付きの場所で先生が来るのを待つ。直接教室へ入ってはいけない。
地面にクラス名が書かれているので、子供たちはクラスの番号のところに適当に並んで待つのだ。冬はものすごく寒いらしいんだけど、そういうものらしい。
予鈴が鳴ると担任の先生が迎えに来る。

クラス分けは、事前にハガキとメールで知らされた。
どちらも8/31に届いた。あまり早く知らせると、親からこの先生じゃ嫌だ、といったクレームが入るからだそうである。でも、日本の小学校なんて、当日玄関に貼りだされたり、門の前で先生が紙を配っていたりしていたわけだから、それよりは断然ましである。

教室まで行くと、先生が「私のクラスの生徒?お名前は?よく来たわね。歓迎するわ!」とハートがいっぱい散りばめられたような笑顔で迎えてくれた。
良かった。いい先生みたいだ。

教室の後ろに学用品置場があって、そこに買ってきた学用品を仕分けして入れ、その後は保護者はとっとと出ていく。息子は不安そうだったが仕方ない。
保護者が写真をバンバン撮っていた。私は撮り忘れた…
そうか、写真か…

帰りはスクールバスにトライした。
スクールバスの番号(行く先によって番号が決まっている。バスの脇に番号が書いてある)を息子に覚えさせ、同じバスに乗る日本人の女の子に息子を託した。

そろそろバスが帰ってくる頃、バス停までお迎えに。
同じバス停の子供たちがわらわらと下りてくる中、息子はどこにもいない。

いませんよ??

すると、日本人の子供たちが口々に、「さっきのバス停で間違って降りちゃった!」と教えてくれた。
降りちゃった??

家の近くにバス停が3か所あるから、一番最初のバス停で降りちゃったようだ。
急いで探しに行ったら、途中でインド人の方が「子供を探しているの?さっきそこのアパートへ入っていくのを見たわ」と教えてくれた。
何て親切なんだろう!

というわけで、息子はひとりで家の玄関前まで帰ってきていた。
ひとりで…
ここは教育が必要だ。ひとりで外は絶対歩いちゃダメだから!
日本の小学校でさんざん言われた「マイペース」。はー。

てんやわんやで無事に帰ってきたんだけど、帰ってきてお弁当箱を開けたらほとんど残っていた。
お昼ご飯食べてないの??
だって時間がぜんぜんないんだもん。
そんなに時間が短いわけないけど、何?どういうこと??

いろいろ謎なまま、一日が終わった。

息子がどんな風に学校生活に慣れていくか、英語のレベルはどのように変わっていくかなど、記録していきたい。

2 件のコメント:

  1. ドキドキの初日でしたね!うちの娘はアメリカ生まれなのに、初日は泣いて行くのが嫌だと逃げ惑い吐いちゃいました。。。息子は4年生になっても間違ったバスに乗るのがこわくて緊張して、歩いて帰って来ます(笑)お弁当はもしかして周りと違って恥ずかしくて、食べられなかったとかかな?それか、確かに初日はバタバタしていて、あっという間に次の学年が学食に入って来て、さあさあ片付けて!って言われたのかもですね。日本とちがってバタバタのお昼時間です。。

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  2. りょうこさん、
    こちらもありがとうございます。

    先輩にそんなエピソードいただくと、すごく安心します!
    子供は子供でとってもがんばっているので、嫌がらずに通ってくれれば、当面はいいやと思っています。^^

    たまこ拝

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