アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2017/09/23

初めてのタイヤ空気入れ = その1 =

アメリカで初めて洗車したのに続いて、この間、タイヤの空気も初めて一人で入れてきた。
自転車じゃないよ、車のタイヤだよ!

息子のスイミングレッスンが終わり、さて帰ろうか、と車のエンジンをかけてパーキングから出たところで突然

ビィィ!ビィィィィーーーー!!

という警告音が。
ひゃー!もうやめて!心臓止まるから!
そもそも警告音でかすぎるんだよ。もっと大変な状態になることだってあるじゃない。
黄色の点滅している左折信号でもたもたして、交差点の真ん中でクラクション鳴らされるとかさ!こっちの方がよっぽどヤバいでしょうが。
(今でも点滅信号嫌い。人に判断委ねないでほしい。信号機は、もっと自分の意志を人に押し付けるくらいしてほしい。→参照: アメリカでの運転「ここが嫌だ!」

タコメーター付近を見ると、警告ランプが点灯していた。
空気圧低下してまっせ、だんな
以前、補習校に息子を送った帰り道に鳴ったこともあったので、今回は
「ふふふ、空気圧だね、知っているよ」
と冷静に対応できた。
前回はパニックになって、いったん止められるところに車を停め、しばらくランプを眺めていた。だって、このマークの意味がさっぱりわからないんだから。そして、ただただ恐怖である。
(他に何もできなかった。今にして思えば、スマホで調べるくらいできたはずである。)
眺めたところで何も変わらないので、意を決して家まで帰った。帰ったらだんなさんが楽しそうに
「それヤバいやつだよ~」
と半笑いで調べていた(お前も知らないのかよ)。
無知というのは、人の恐怖心を煽るのですね。知識は自分の心臓と寿命を救います。

以前と違うのは、今日が月曜日だということである。
前回は土曜日だったので、だんなさんにタイヤの空気を入れてもらうことができたのだが、さすがののんびり屋の私も、週末までこのランプと付き合うほどの度胸を持ち合わせていなかったので、自分でやることにした。前回はだんなさんにやってもらったとは言え、私も一緒にやったしだいたいやり方はわかっている。しかも5分くらいで入れ終わった。簡単簡単。

後でだんなさんに言われたんだけど、私は一度体験したことに関して必要以上に自分を過信してしまうところがあるようである。いつも戒めているつもりではあるが、だいたいにおいて失敗しているので、全然教訓が生かされていない。だからいつもテンパっている。

警告音のなったその翌日は10時半から学校のボランティアに関するオリエンテーションが入っていたので、その前に空気入れればいいかなーくらいの軽い気持ちでいた。余裕をもって9時半に家を出て、一番近いガソリンスタンドに入った。

そこでびっくりしたんですよ、奥さん!
コインで払ってね~
見たことないやつ!!
前やったときは何やらデジタル表示していたけど??

でもまあ、折角ここまで来たし、と思って説明を読んで、トライしてみることに。
たまたまクオーターを6枚持っていたので、$1.5入れる。すると、ウィィィ~-ンという音がしてマシンが動き出した。3分で切れてしまうので、急いでタイヤの空気穴にノズルを突っ込み、これでいいのかよくわかんないけどシューシューいっているからいいのカナ??というあいまいな感じで四輪全部3分以内にシューシューやってみた。

!!!
タイヤが!
平らに!!

ビックリしたよね、今入れたはずなのに、タイヤが明らかに平らになっている。空気抜いちゃったみたいだよ、私...この後予定があるというのに、やらかしてしまった...
自転車と同じで、ノズルを空気穴に入れると閉じていた弁が開く仕組みになっているので、そこですかさず空気を入れないと逆に抜けてしまうのだ。やり方を間違えてしまったらしい。

私のおバカー!!!

慌ててお店に駆けこんで、店員に「空気の入れ方わからないので手伝ってほしいんだけど」と言ったら、「いやー、うちはそういうサービスやっていないからできないんだよ。できることならやってあげたいんだけど」と、親切なスペイン語訛りのおじさん店員がすまなそうな顔をしていた。
そうだよな、仕方ないよな、と取りあえずお札を崩してもらって再度トライしてみることに。

途方にくれながら、このタイヤで外を走るのは危険だし、だんなさん呼んでもきっと来てくれないだろうしそもそも電話になんか出ないだろうしなー、と肩を落としながら車の前に戻ってきた。
そこへ、さっきの店員が心配して見に来てくれた。

おおー!素晴らしい!世話好きなメキシコ人大好き!

というわけで、その店員にレクチャーしてもらった。本当に助かった。ありがとう(涙)

しかし。
その後も3分なんかで空気が入りきらず(なにせ抜いちゃったもんだから)、もう一度お金を崩してもらいに店に入り(店員は笑顔で崩してくれた)、合計3度もがんばった。そこでタイムアップ。
空気入れごときに$4.5も払うとは...くそう...

エンジンかけて車を走らせてみたが、やはり警告ランプは消えない。$4.5も払ったのに。
店員はいい人だったけど、もうここでは空気は2度と入れまい、と固く心に誓ったのであった。

ちなみに、このタイプの空気入れの使い方↓
車のタイヤに空気を入れたいとき | Maiko の ママ&子育て生活 in アメリカ ~サンノゼからシカゴ郊外へ~
ものっすごくアナログ。みんなこんなんで空気入れられるなんて、本当にすごいな。

というところでつづく...
無駄に長くなってしまうな...なにせ必死だったもんで...

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