アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2015/08/06

アメリカの小児用市販薬 (常備薬)

タイトルに「子育て」とつけつつ、さっぱり子供が出てきていなかったのだけれど、今回は子供の話です!

前回、アメリカでの健康保険で触れたとおり、皆保険制度はなく民間の保険会社と契約する上、医療費が高いらしいのだけれど、おかげでこの国の人はなるべく医者にかからず、市販薬に頼っているらしい。
私の従姉がたまたま家から車で30分くらいのところに住んでいるので(生まれも育ちもアメリカなので、日本語は少ししかできない)、買い物に連れて行ってもらうついでに小児用の薬についても聞いてみた。
やはり、市販薬について詳しかった。

※以下は彼女の見解です。効能を保証するものではありません。

1. 風邪薬
イブプロフェンのものなら何でもいいそう(日本も同じか)。


2. 解熱鎮痛剤
アセトアミノフェンのもの。子供には、アセトアミノフェンが効くみたいだ。
Advil や Tylenol はブランドなので、他のメーカーの商品より割高だけど、中身は変わらないので安い方でいいよ、と言われた。

3. 鼻水、アレルギーの場合
アレルギーは個人差があるので、薬をひとつひとつ試してみる必要があり、どれがいいとも言えない。
人によって効く薬が違う。
一度クリニックでアレルギーテストをして、アレルギーがある場合は風邪薬は効かないので、これらの薬を試してみた方がいいよと言われた。
全部ダメなら、医者に相談だそうだ(医者は最後の手段)。


4. 鼻水
息子は、風邪をひくと鼻水がよく出て、そこから中耳炎になったりするので、耳鼻科で鼻を吸ってもらえないのは辛いのだ。耳鼻科の先生にも「これくらいの年齢になっちゃうと、機械で吸い取らないと、鼻をかんだくらいじゃ取り切れないんだよね」と言われたばかりである(マジで…)。
彼女のお勧めはこちら。
ふつうの runny nose と書かれた薬は効かないので(苦笑)、このスプレーを点鼻して、鼻水を出し切るのがいいそうだ。私も完全同意だ。
でも、彼女に聞かなかったら、この薬には行きつかなかったと思う。"nose" って書いてないし。
※ "nasal" = 鼻の

5. 咳止め
"cough" と書かれた薬はいっぱいあるけれど、「全然効かないよ」と言われた。日本でもそうだよね。
咳止めは効かないそうです…ヴィックスヴェポラップがいいのかな…あと加湿器。

***

日本だったら、子供はタダ(自治体による)だから医者に行って処方箋もらった方がいいよ、しかも鼻水は吸ってもらえるし吸入もしてくれるし、と言うんだけど、ここではそんなちょっとしたこともなかなか難しいようだ。
子供が小さいなら、なおさらだと思う。

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