アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2016/05/23

アメリカ現地校の学年末

ということで(どういうわけだか)、アメリカ現地校での学年末にはこんなことがありますよ、リストを作成してみた。
まだ経験していないこともたくさんあるので、後々修正入れるかもしれない。

  1. 補習のためのサマーキャンプ申し込み
    サマーキャンプの予約をしようでも書いたけれど、学区が主催の4週間無料のサマーキャンプ(主に補習)の締め切りが5月上旬である。
    4月に現地校編入とすると、1ヶ月くらいの間に申し込み手続きをしなくてはならない。
    兄弟がいる場合は、その子供たちの日程を合わせる必要もあり、その短期間で調整が必要となる。
    渡米直後は、他にもやることがたくさんあるから、保護者はなかなか大変だと思う。

    ちなみに、ママ友情報によると、新1年生(現キンダー)は申し込んでも落選することがあるそうだ。
    上級生に比べると、英語できなくてもネイティブの子と大きな差はないということなんだろう。
    落選することは念頭になかったため、ぽっかり空いた4週間をどう過ごすか頭の痛いところである。今から申し込んでも人気のキャンプは一杯になっているし、何しろどこに申し込んだとしても、1週間$150の出費は覚悟しないといけない。
  2. 来年度の要望シート
    学校から、「9月からも引き続きこの学校に通いますか?」といった質問シートが配布される。
    日本のように住民票がないので、こうやって意思確認するしかないのだろう。
    2枚あって、1枚は「来年度もこの学校に通うかどうか」、もう1枚は引き続き通う予定の場合のみ提出するもの。
    質問内容は下記のようなもの。
    • お子さんの健康や社会性などに問題はないですか?あるとして、ご家庭でどのように取り組んでいますか?
    • クラス分けにあたり、懸念事項はありますか?お子さんの性格や環境などで考慮してほしいことはありますか?
    • クラス分けにあたり、考慮してほしい人間関係はありますか?
    • 来年度の、あなたのお子さんの達成目標は何でしょうか?
    • その他、どんなに細かいことでもいいので何かありましたら

    もし、誰かと気が合わないとかいじめられているといったことがあれば、ここに書く。ここに書く前に、担任に相談するのがベストだと思うが、タイミングを計りかねていたような場合は、ここで拾ってもらえる。
    場合によっては、校長も交えての面談もしてもらえるらしい。

    4月中旬に配布されて、4月末締め切りだったので、2週間しかない。
    編入したての人は戸惑うかもしれない。
  3. Fundraisingイベント
    学校はPTAの寄付で成り立っているので、お金を集めるための最大のイベントが4月にあるケースが多い。
    Walk-a-thonといって、子供たちがただ校庭をぐるぐるまわり、合間に出店(PTAのボランティア)で子供たちがゲームをしたりお菓子を買ったりする。売り上げはすべて寄付。
    事前に子供たちに対して盛り上げ集会があり、そこで「一番お金を集めた人・クラスにはこんな景品が!」などと、子供たちを煽る(やり方がうまい)。

    4月に来て、いきなり寄付イベントがあると、これもやっぱりびっくりするかもしれない。
  4. 先生やスタッフに感謝を伝える週間
    Teacher Appreciation Week なるものがある。
    年度末に、突然クラスマザーからお知らせがあり(ない場合もあるらしい)、先生に感謝の気持ちを表しましょう、ということで毎日先生に何かをする1週間がある。
    月曜日は切り花を、火曜日はランチ...のような感じで、クラスマザーや学校によってもまちまちらしい。
    私はクラスマザーから「月曜日に授業が始まる前にお花を渡しましょう!」みたいなメールがきていたんだけど、すっかり忘れて何もしなかった。ごめんなさい。
  5. 先生やスタッフへのギフトカード
    別に金券じゃなくても子供が書いたカードだけでもいいのだけれど、1年間の最後の最後に担任の先生にギフトカードを渡す習慣がある。
    バスドライバー、Musicなどの先生、ELL生徒ならELLの先生...などなど、あれもこれもと思ったらきりがない。
    最高$25まで。
  6. Yearbook申し込み
    一年間の学校アルバム。
    息子の学校では、2月ごろから申し込みが始まった。4月編入だと、申し込みに間に合わないかもしれない(どうせ写っていないので、申し込む必要もないと思うけど)。
    いつでも写真スタッフが張り付いているわけではないので、学校によっては手持ちの写真を求められることがあるらしい。ここぞとばかりに自分の子供の写真を提供すると、Yearbookに自分の子供の写真が載る(笑)。
  7. Music Concert
    どこの学校にもあるのかわからないのだけれど、Musicの時間に練習した歌やダンスを披露するイベントが6月上旬にある。保護者も招待される。時間は30分~1時間くらい。
    学年によっては、そのための朝練があったりして7時過ぎくらいに学校へ行かなくちゃいけないケースもあるそうだ。時間帯も学年によりまちまちで、朝の1時間目をつぶしてやることもあれば、いったん帰宅した後夕方5時集合、ということもある。

    帰宅してから集合ってこれも驚きですよね。
  8. Fun day
    6月の最終週に、PTAのボランティアも集まって、おそらく最後の学校全体イベントがある。
    やっぱり何やらゲームしたりして楽しむみたいなんだけど、これにもたくさんのボランティアが必要で、募集がかかる。
    このイベントは授業時間内。
あとは、図書室の整理をするためのボランティア募集とか、そういったことが細々とある。
5年生は、最終週かその前週に卒業式があるそうだ。
日本とは違って、卒業式の後も数日通うんだけど、本当に最後の日には、下の学年からさよならのあいさつなどあるらしい(詳しくは知らない)。
ちなみに、学年最終日は正味2時間くらいだそうだ。行ったと思ったらすぐに帰ってくる。

***

最近どうも担任の先生が忙しいようで、メールの返事がない。
こちらも特に用事があるわけじゃないんだけど、質問されたから答えたのに、それに対する返事がないので、まあ、忙しいんだろうなと推察している。
先生によるところも大きいとは思うけれど、放っておかれたとしても、悪気はないんだろうな、とポジティブに解釈してあげると、精神的に楽かもね。

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