骨折した |
骨折
ショックが大きすぎた…
天気のいい週末もこれで最後かもしれない!とご近所さんを誘って公園へ遊びに行った。
息子はお調子者なので、友だちと会えた嬉しさからか、ふだんは寄り付きもしないブランコに立乗りしたようだ(残念ながら、現場は誰も押さえていない)。
ドスンッ
という大きな音が聞こえてきて、息子が倒れていたようだ。
私とだんなさんはまだランチを食べていて、現場にはいなかった。
私が知らせを受けて駆け寄った時、息子が絶望的な顔をして左腕を押さえていた。
たまたま一緒に来ていた友だちのお父さんがお医者さんで(皮膚科だと言っていたが)、一通り息子の腕を触って「うーん、ここら辺の骨は太いので、よっぽどのことがないと折れませんよ。たぶん大丈夫」と言ってくださった。
私も見た目、全然腫れてこないし、ただの打ち身だろうくらいに思っていた。
ところが1時間以上たってもずっと痛いと言っている。物も持てない。
腕をまっすぐにできない。
よくよく聞くと、ちょうど肘のあたりが痛いと言っている。
このくらいの子供は自分の痛い場所の特定が難しいみたいだ。
それで、もう一度(皮膚科だけど)お医者さんのお父さんに診てもらうと「うーん、もしかしたら脱臼かも。脱臼ならパキッとはめちゃえばそれでおしまいなんだけど、それも骨が折れていないことが前提だから」と。
「僕も脱臼はめることはできるんですけど…」
お願いしたいのは山々だったのだけれど、結局そこから Web で検索して最初に出てきた Urgent care にオンライン予約をした。
予約通りに呼ばれて、診察を受けるとあれこれひねって
「これはレントゲンを撮る必要があります。ここには施設がないので、ERに状況説明して電話しますね」
ER!!
「たぶん脱臼で、私も脱臼なら治せますがレントゲンと撮ってみないことには」
ER!!!
息子にシロップ状の痛み止めを飲ませくれ、無料で終了。治療できなかったから。
Urgent care のドクターに根回ししてもらい、言われるがままにERへ。
到着して受付を済ませると、ほぼそれと同時くらいに名前を呼ばれて処置室へ通された。
長時間待たされると聞いていたけれど、ここまでほとんど待ち時間なし。
ドラマERさながらの処置室。あのまんま。
だんなさんは「ドラマと同じだ!いい経験した!」と写真撮りまくり。
この後は担当者による流れ作業。
ドクターがあれこれヒアリング -> レントゲン技師がレントゲン室まで案内 -> レントゲン数枚撮影(息子痛くて号泣。美人の技師さんが一生懸命慰めるも言葉がわからず…) -> 1時間くらい待ちます、と言われて覚悟したが15分くらいでドクター登場
「レントゲンを見ましたところ、折れていました」
BROKEN?
「これから処置に入りますね」
BROKEN??
そこでだんなさんが覚えたての「脱臼」を使うべく質問。
Isn't it a dislocation?
(dislocation = 脱臼)
No, it's broken.
BROKEN!!!
そしてまた流れ作業。
包帯巻き係2名が息子の左腕を固定 -> 看護師さんが包帯がきつくないかどうかをヒアリング
左腕をグルグル巻きにして息子は家に帰ってまいりました…
骨折かよ…アメリカで…しかもER行っちゃったよ…いくら請求されちゃうんだよ…
外科の専門医に連絡しておくので、月曜日に予約を入れるように、と言われて帰ってきた。
しばらく病院通いか…脱臼だと思っていたのに…
参考) アメリカ病院豆知識:urgent careとemergency roomの違い | On Off and Beyond
でもまあ、"dislocation" という単語も覚えたし(今後使うことあるのかともかく)、ER も体験できたからいいか。
夏も終わりだし。
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