アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2015/09/20

日本語補習校の宿題


日本語補習校の授業が始まった。
大量の保護者へのお知らせ類とともに、宿題を持ち帰ってきた。

やはり、メインは「音読」。
毎日10分の音読が宿題として出されていた。
内容は3本の文章を読むこと。
2作品は国語の教科書から、あと1作品は自分の好きな文章を読む。

他に、来週はカタカナのテストをするのでその練習と算数のワークブック4ページ。
息子はカタカナを読めるけれど、書くのはかなり怪しい。毎日練習しなくては。

あともう一つ、絵日記1日分。

絵日記…
なんの指導もなしに、いきなり絵日記…

「文章を書く」行為は、ただ漫然と書かせるのだと嫌いになっちゃうんじゃないかと思う。
何をどう書いたらいいか、さっぱりわからないじゃないですか。
息子なんて本を読むこともあまり興味がないし、そんな子が文章いきなり書けるわけがない。
日本にいた時から、これちょっと無理だよなーと思っていた。
学校から作文らしきものをたまに持ち帰ってきていたんだけれど、よく書いていたなと思っていた。

それで、いい作文指導はないかとWebを探したら、やっぱりあった。
作文嫌いをなくす国語の授業のコツ
大石先生によると、作文が苦手という子どもは、大きく二つに分かれる。
  (1)書く内容を見つけにくいというタイプ
  (2)書き方がわからないというタイプ
だ。運動会、遠足など行事がテーマの、いわゆる生活作文で顕著に分かれるという。行事はポピュラーな作文指導のテーマだが、じつは子どもにとっては体験した情報量が多すぎ、内容を絞り込めないのだそうだ。
 (1)の場合、指導は比較的簡単。「最も楽しかったことやつらかったことを書いて」と絞り込ませればいい。
 問題は後者。書き方がわからないという児童だ。
 「表や絵解きで、序・本・結など構成だけ見せても、実感させにくい」。これは、ものを大局から見る力が育っていないからといえる。1文字、1行は書ける、だがスタートからゴールまで、作業の全体像や奥行がイメージできないのだ。
 「だからテーマに合わせ、『まず』『次に』『それから』『最後に』等、使用頻度の高い接続のための言葉を順番に並べて、この順に書けばいいんだよと教える」
息子はどちらも該当しそうだけれど、こんな感じで導いていったら、書けそうな気がしてきた。
文章はパッションじゃなくて、やっぱりテンプレートなんじゃないかなーと思う。

人気ブロガーの Hiroyuki Takenaga さんの記事にもこんなのがあった。
うちの子供に「日本の作文法は覚えなくていい」と言う理由 - nynuts

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補習校がいいなと思った点は、やはりメールでのやり取りができること。
連絡帳などはないけれど、直接担任の先生から学級通信が送られてくるし、何か不明な点があればメールで連絡を取れる。
日本の公立校のアナログさと比べるとやはり断然楽だ。
もちろん、週に一日しかないので、メールでのやり取りが必須だということもあるんだろうけれど。

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