だんなさんが突然「夏休み取るぞ。LA行くぞ!」とか言い出して、私がぼやぼやしている間に航空券やらホテルやらすべて手配してあとは行くだけとなった。
私は観光よりも、ビーチでダラダラするのが大好きである。
ナスカの地上絵とかストーンヘンジとかも(たとえが偏っているが)もちろん嫌いじゃないけど、せっかく休むんだったらダラダラするのが一番いい。
- 宿泊
Days Inn という、チェーンのモーテルに泊まった。
一応、朝食はつくし(食パン、マフィン、オートミール、シリアル、ヨーグルト、果物、コーヒーとジュース)、小さな電子レンジと冷蔵庫、コーヒーメーカーもあって、それなりに充実していた。
宿泊客用のプールもある。
ビーチの近くのホテルを探したんだけれど、どこのホテルも高いみたいで、結局このホテルで6泊すべて宿泊してしまった。 - ビーチ
- Moonlight State Beach
たくさんあるビーチの中で、moonlight beachというしゃれた名前のビーチに何度か行った。
ホテルから一番近いから。
こじんまりとすべて整っていて(トイレ、シャワー、プレイエリア等)、楽だった。
ビーチ トイレ・レンタルショップなど - San Elijo State Beach
この辺りはメキシコの影響がかなりあって、スペイン語の地名が多いのだけれど、"San Elijo" と書いて「サンエリホ」と読む。
すごく眺めのいいビーチでとても気持ちが良かった。波がいいみたいで、サーファーがたくさんいた。われわれのような軟派な海水浴客なんてほとんどいない。
Boogie Boardという、ビート板を少し大きくした程度の小さなボードが流行っていて、息子くらいの子どもも夢中になって波乗りしていた。すごく楽しそうだった。次にビーチに行くときは買っていきたい。
120段くらいある階段を下りる ビーチはすごくきれい
- Moonlight State Beach
- アクティビティ
- Sea World
水族館。規模としてはあまり大きくないけれど、見せ方をいろいろ工夫していて楽しかった。
息子はサメが大好きなので、サメの水槽の前でしばらくじっと見ていた。
エントランスから入ってすぐのところに "Cleaner Fish"コーナーがあり、水槽に手を突っ込むと、皮膚の表面を食べに小魚が寄ってきて、くすぐったくておもしろかった。
イルカショーとシャチショーを見たけれど、正直言うと、えーと、日本の方が数ランク上だった。
音楽と語りで盛り上げて、尾びれで水を叩いて前席にいる客に水をかける、という以外は、ちょろっとジャンプしたりする程度で、「これでおしまい??」と言ってしまった。
調教はやはり日本が一番レベル高いようだ。 - Aquatica
Sea World と系列のウォーターパーク。いろいろなウォータースライダーがあって、めちゃめちゃ楽しかった。
息子はほぼ波のプールで過ごしていたが、絶叫マシン好きの私は一人でひたすらスライダーを滑りまくっていた。
週末は混んでかなり行列&駐車もいっぱいらしいけれど、平日だったのでそれほど混んでいなくてストレスフリーだった。
着く前は、高所恐怖症のお父さんに向かって「お父さん!スライダー乗るよ!」と張り切っていた息子だったが、着いて実物を見た途端に怖気づいて、乗る前は「ねー、手はどうすればいいの?クロス?もし途中でクロス取れちゃったらどうしたらいいの?」などと不安に襲われていた。
ふふふ、お母さんの三半規管はいかれているので、これくらいヘッチャラなのだよ、どうだ、お母さんを尊敬しなさい(その代わり、生きるのが辛いくらいの方向音痴だけどな!)。
波のプール ライフジャケット なぜかフラミンゴ キッズエリア ウォータースライダー 流れるプール - Aquarium of the Pacific
最終日は、せっかく飛行機に乗るためにLAに戻るんだから、LAで遊ぼうよ、ということで、またしても水族館に。
ここでも息子はサメに釘付けだった。
搭乗時間が迫っていて、ノコギリエイが見られず、残念がっていた。
かなりこぢんまりした水族館だった。ショーもない(エサやりくらいはある)。息子お気に入りのシュモクザメ
- Sea World
- まとめ!
息子は波と戦いまくっていた。なぜ彼は戦うのか。そこに波があるから。
というわけで、サーファーがわんさかいるくらいなので、波がいい感じだった。海藻が邪魔なことを除けば、海の水はきれいだし、遠浅で130cmの息子でも腰くらいまでしかないし、どこのビーチも快適だった。
欲を言えば、兄弟がいたら、もっと楽しかっただろうな、と思った。一人でも楽しそうだったけど。
サンディエゴはメキシコに近いので、もっとメキシコっぽい雰囲気なのかと思っていたが、地名以外はふつうのアメリカの都市だった。メキシコ人(というか、スペイン語を話す人々)は確かにシアトル近辺よりはずっと多かった。そして、アジア人の比率が低かった。
一度だけ、ビーチで「日本語が聞こえたので」と話しかけられたが、それ以外は中国語ですらほとんど聞かなかった。
それから、心配していた治安はぜんぜん悪くなかった。街の雰囲気も明るくて良かったです。
ものすごく、ものすごく楽しかったので、悲しみの中に沈んでおります...
私はなぜこうもビーチが好きなんだろうな。
頭で考えなくていいからか。
カリフォルニアの太陽に当たっていると、本当に頭が空っぽになりそうだ。
いつでも天気がいいというのは、本当に最高。
日本にいる時は「うるさいなー」と思っていたが、実際蝉の声が聞こえてこないと寂しい。
ないものねだりである。
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