アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2016/08/20

夏の野外映画

サマーキャンプで一緒になったお友だちに教えてもらって、クロスローズの野外映画を見てきた。
Bellevue Summer Outdoor Movies in the Park | Bellevue.com

毎年夏になるといろいろなところで開催しているようなのだが、いかんせん、昨年はそんな気持ちの余裕もなかったので、初めてである。
シアトルは夏以外は天気があまり良くないので、よけい、夏は外に出たくて仕方がないのだろう。
北欧の人々が夏至祭をするのも、もっともである。

映画 "Sleepless in Seattle" (めぐり逢えたら) で、メグ・ライアンが上司に「シアトルに行きたい」と言ったら、その上司が「は?シアトル?あんな1年のうち9か月も雨が降っているところに?」と言っていた。失礼な。

野外映画なので、まず、日暮れを待たなければならない。
明るいと、当たり前だけどスクリーンが見えない。
最近の日没時刻は、だいたい8時くらいである。
日没後、すぐに暗くなるわけじゃないから、そこから待つことさらに1時間。
9時ごろから映画がスタートした。

それまでみんな何をやっているかというと、子どもたちは公園で遊んだり、大人は場所取りをしたり、待ち合わせた友だちを探したりといろいろ忙しい。
ちなみに、ポップコーンを無料で配っている。
さすがに野球観戦の時のような巨大なポップコーンカップではなく、手のひら大の袋だけれど、山盛りでくれる。
みんなポップコーンとかスナックとかもりもり食べたりしながら、映画を始まるのを待つ。
寝袋を枕代わりにして、寝そべりながら見ている人もいた。
いいアイディアだ。

司会(?)が、いよいよ始まりますよ、とアナウンスして、何となく始まる。
この日はちょうどお誕生日の子がいて、始まる前に、みんなでバースデーソングを歌っていた。
こういうのも、言ったもん勝ちなんだろうな。

映画を見ながら、びっくりするようなタイミングで爆笑している人がいたりして(別にとくにおもしろい場面ではない)、噂に聞くアメリカ人っぽい!と思った。

1時間くらいで帰ろうかと思っていたのだけれど、結局、映画に夢中になってしまって最後まで観てしまった。
おかげで息子が寝たのは11時過ぎ。
楽しかったね。

夜は冷えるので、防寒具の用意は忘れずに。
それから、レジャーシートか椅子を持っていった方がいいです。
シート席と椅子席に分かれているので、シートの隣に椅子を置いて鑑賞はできません。

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