国際免許証の有効期限は1年である。
日本で取りに行ったとき、窓口の方にも「長期滞在されるのであれば、なるべく早めに現地の免許を取るように」と念を押された。
うん、それは知っている。それに、国際免許証は身分証明にもならないし、いろんな意味であまり役に立たない。 私にとっての一番の問題は、
運転そのものができない
ということなんだよー!
少なくとも、ベルビュー近辺で運転できないっていうのは死活問題だから!
ペーパー歴2○年をなめるな。
※私はだんなさんに「えー、ペーパードライバー講習なんて受ける必要ないよー」と言われたのを真に受けて何もしてこなかったんだけど、日本で受けておくことをお勧めします…
…さて、運転スキルはこの際置いておくとして、まずは knowledge test と呼ばれる筆記試験を受けるまで。
- Licence ID を取る
免許も持っていないのに、Licence IDを取ることができるのだ。もちろん、免許センターに行ってからでもできるんだけど、時間のかかり方が違う(らしい)。
アメリカ ワシントン州の運転免許センター >
WA State Licensing (DOL) Official Site: Home
オンライン事前申請 >
WA State Licensing (DOL) Official Site: Pre-apply online for your first WA driver license or ID card
"Pre-apply" リンクをクリックすると、入力フォームが出るのでインストラクションに従って入力していく。
ここのフォームに入力した内容が、そのまま運転免許証に記載されるので、間違いがないように。
入力するとメールが飛んでくるので、メールのURLをクリックして account の activate をする。
そうすると、Licence ID が発行される。
このIDは事あるごとに聞かれるので、印刷しておく。 - 筆記試験 knowledge test の勉強
ワシントン州の運転ガイド >
WA State Licensing (DOL) Official Site: Driver guide
(日本語もあるし、日本語でテストも受けられる)
筆記試験で覚えた英単語 > - detour: 回り道、う回路
- yield: 優先する
- gas pedal: アクセル (和製英語か!)
- curb: 縁石
- shoulder: 路肩
(路駐する時は縁石から12インチ以内に駐車する、というルールがあるのだ。)
detour は、わりと街中でよく見かける。Bellevue はいたるところで工事しているからだと思う。
ここまでは、すべてオンラインでできてしまうので、渡米前に気持ちの余裕のあるうちにやっておいてもいいかもしれない(テストまでに忘れちゃうかもだけど)。
筆記試験は特に予約はいらない。
免許センターではテストをしてくれないので、各Driving Schoolへ直接行って、「テスト受けたい」と言えば、その場で Licence ID, Passport 提示、受験料を払ってテストを受けられる。
ベルビューだと Defensive Driving School が手広くやっている。
私はだんなさんのお勧めで 1st Driving Excellence に行ったけれど。
受験料は、各Driving School によってまちまちみたいだ。そんなのアリなのか。
(↓DOLより抜粋)
Taking the knowledge test筆記試験は$25で2回まで受けられた。
- You'll need to pay a fee – the cost varies by location. Check with your testing location for the exact amount.
(ちなみに、だんなさんは勉強しないで受けたので3回落ち(=$50)、まずいと思って勉強して4回目で合格したらしい (さらに$25))
25問中20問正解で合格(正答率80%)。
(2016年11月追記)
2016年8月に筆記試験が変更され、40問に引き上げられた。8割正答で合格なので、32問以上正解する必要がある。
http://www.dol.wa.gov/driverslicense/writtentest.html
(2016年11月追記)
2016年8月に筆記試験が変更され、40問に引き上げられた。8割正答で合格なので、32問以上正解する必要がある。
http://www.dol.wa.gov/driverslicense/writtentest.html
日本語で受ける人は少ないみたいで(そもそもかなりマイノリティだし)、係の人が、日本語のテスト用紙と回答を探すのに手間取っていた。
採点は対面で係の人と一緒にやる。間違えた個所の正答を確認する。なぜなら、同じ問題の使いまわしだからだ。何度も受けているうちに正答率が上がる仕組みになっている。
私は1回目6問間違えてしまったんだけど、おかげさまで2回目は1問だけ不正解で合格した。
傾向としては、下記の通り。
- スクールバス(どういう場合、だれが停車しなくちゃいけないか)
- 飲酒運転(刑罰やアルコール摂取量など、数字を問われる)
- 標識
- だれに優先権があるか(交差点など)
- 制限速度 (市中、高速等々で制限速度が違う)
最初は、模試をやりつつガイドブックを読み込む作業をしていくと、頭に入るかも。
晴れて筆記試験に合格すると、また運転免許センターへ行って、仮免許証 (instruction/learning permit) をもらいにいく。
だんなさんは、筆記に受かったらその場で実技試験の予約をし、たまたま30分後に始まるというので受けて合格、その後免許センターで免許証申請をしたようだ。
運転に自信のある方はそれでもいいかも。
ただ、仮免がないと一般道を走ることはできないので、国際免許もなければまずは仮免を取ってから。
仮免許証編へつづく。
初めまして。
返信削除突然ながら二週間前 私も家族でシアトルに移住になりました。
こちらのブログ非常に勉強になり共感できることが多くあります!ありがとうございます^^
お尋ねしたいのですが・・・
運転免許を取りたいのですが・・・
まず ペーパーテストですね・・・
どういうところを重点的に勉強すればいいか教えていただけたら幸いです!
テキストブックは範囲が広すぎて・・・英語できない私たちにはつかれてしまいますね;
YUU さん、
返信削除コメントありがとうございます。
私が勉強の際に主に使ったサイトはこちらです。
http://driving-tests.org/washington/
たくさん模擬テストがあるんですが、Test 1だけ繰り返し何度もやりました。
これやるだけでも、たぶんいけると思います。
あとは本文中にある傾向の通りで、飲酒の時のアルコール関連の数字(血中濃度 xx% 以下とか、ビールだと何オンスまでとか)や制限速度、スクールバス、標識ですね。
いきなり問題を解いてもできないので、最初はハンドブックを見ながら解いて、マーカーでチェックしておいたりすると、傾向がわかると思います。
勉強は英語しかないんですが、試験は日本語でも受けられるので、日本語をお勧めします。日本語なら、どんな表現でも意味わかりますからね。
それから、答え合わせは試験終了後に試験官と一緒にやるので、正解をその場で覚えてしまえば、1度失敗しても2度目でだいたい受かるはずです。
2度目も半分くらいは1度目と同じ問題が出ます。
でも、お金さえかければ何度でも受けられるので、よっぽどのことでもない限りそのうち受かります。25問しかないですし(笑)
大丈夫です。
これから、いろいろ手続き大変だと思います。
同じ環境にいる日本人がいると思うだけで安心ですよね。
お声かけくださって、ありがとうございます。
たまこ拝
先程 コメントさせて頂いた YUUと申します。
返信削除お早い、そして 素敵な しっかりした コメント ありがとうございます^^
すごく 嬉しく思い またすっごく勉強になりました!
母親も弟、私(娘)も 本当にありがたく思います!
母の再婚相手が英語だけしか通じなくて 私たちは全然英語できないし。。。と 何の情報もなかったので(笑)
たまこさんのお言葉や案内は本当にありがたい・・・(*^_^*)
毎日 テキストを読んで 模擬を毎日トライしてみます・・・;
内心 ううっ・・・という感じです(笑)
同じ日本人がいて本当に安心です^^
こちらにきてから1人しかみかけませんでしたから・・・
また よろしければコメントさせていただきます!応援しております^^
YUUさん、
返信削除そんな事情で渡米をされていたんですね!
もし、語学学校へ通う予定でもあれば、そこで日本人コミュニティに出会えるかもしれません。
最初はいろいろあると思いますが、グチりたくなったらいつでもどうぞ。
(私もたかだか2ヶ月ですが…)
たまこ拝