アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2019/09/18

【続】アメリカ現地校用語集

引き続き、アメリカ(ベルビュー学区)現地校用語集
前回は >> 現地校用語集

タイムテーブル関連

Recess

休み時間のこと。アメリカに来て初めて聞いた英単語の一つ…
水曜日以外は中休みと昼休みの二回ある。たいていの学校は学年によって休み時間やランチタイムをずらしている。

Dismiss

基本は「解散する」の意味なんだけど、日本語としては「下校」に当たると思います。
スクールバスの関係だと思うが、全学年同じ時間に授業が終わる。そして一斉に下校である。キンダーから5年生まで、全学年。

Field trip

遠足のこと。
日本と違って、グループ分けして目的地について調べたり、遠足のしおりを作ったり、ということはしない。3週間~1ヶ月前とか、突然決まってメールとともにお知らせが配布される(学校によるかもしれないけれど、息子の場合は今のところ、全遠足がそうだった)。
決まると、Permission slip 等と呼ばれる同意書が配られる。内容はだいたい
・遠足に行くことを同意するか
・学校ランチを買うか
・保護者はボランティアで参加できるか
また、スクールバスの時間に間に合わないようなことがある場合は、
・誰がお迎えに来るか
・アフタースクールの利用はあるか
これらに回答して、サインして学校に提出する。

Homework / Assignment

宿題のこと。
学校や先生の裁量で全然異なることもある。たいていは国語 (英語)、算数のプリント1枚ずつとか。最近は、宿題が子供の教育に有効とは言えない、という研究結果が出たとか出ないとかで、出さないところも出てきた。

Bathroom

日本だと、授業中に「トイレに行きたい」と言っても「休み時間に済ますべき」とかで行かせてもらえないという話を聞いたんだけど、本当ですか?そういう学校もあるということ?
アメリカでは(主語がでかくてすみません)、少なくともこの辺りの学校では、授業中にトイレに行きたいと言えば行かせてくれるし、何の問題もない(トイレパスというカードみたいなものを持たされることもある。トイレに行く途中で学校スタッフに呼び止められた時に正当な理由で歩いていることをアピールできるから)。授業中に勝手に歩いて教室の後ろにある洗面台(教室の後ろに水が出るところがあるのです!)で勝手にうがいしている子を見たことがあるし、やっぱり後ろに置いてあるボックスティッシュを取って、鼻をかんでいる子も見たことがある。うろうろ歩き回るともちろん注意されるけれど、そういうことには寛容である。
息子に聞いたら、"Can I go to the bathroom?" と言うそうである。日本でよく聞く "restroom" より、 "bathroom" の方が自然のようだ。あと、先生に対しては "May I ~?" じゃないの?と聞いたら「"May" 使っている人は聞いたことがない」と言っていた。でも息子の言うことだから、どこまで信じたらいいのかよくわからない(すみません)。

イベント関連

Assembly

集会。日本のような全校朝会のようなものではなく、たとえば Martin Luther King Jr. Day が近づくと、集会で黒人奴隷の歴史についてビデオを見るとか、人気絵本の作家が来てお話してくれるとか、ローカルな演奏家(?)が弾き語りしてくれるとか、そういうイベント的なノリの集会である。
参考)4年に一度のうるう日イベント

Curriculum Night

9月から10月の、新学期が始まった早い段階で、学校での学習内容についての説明会が催される。クラス懇談会のようなものである。学校によっていろいろな呼び方があるけれど、"Curriculum Night" と呼ぶのが一般的である。働いている方に考慮して、学校が終わった後、5~6時くらいから始まる(だから "Night")。
クラスに入って自分の子供の席に座る。低学年だと親にあてた手紙が置いてあったりする。
参考)アメリカ現地校で英語のわからない子は何をしているんだろう?
内容としては、先生の自己紹介から始まり、クラスの今年度の目標やルール、各教科の大まかな単元、テストや遠足のことなどを先生がスライド等を使って説明してくれる。
参考)Curriculum Night - 保護者会 -

Conference

先生との個人面談のこと。
カリキュラム・ナイトのあと、次は個人面談である。担任の先生から日付の希望調査があり、たいていは教室で子供の成績表や成果物などを見ながら説明を聞く。2年生の時かな、机の中が全然整理できていなくて、机から物がざらざら落ちてきます、と言われて恥ずかしかったことをよく覚えている。恥ずかしい…親の顔が見たい。
夫婦そろって参加する人も多い。子供は連れてくるなと言われるけれど、連れていってもたぶん大丈夫。別室に連れていかれるかもしれないけれど。
通訳も頼めばつけてくれます。
参考)アメリカ現地校、保護者面談
アメリカ現地校、保護者面談 - 2年目 -

Fundraising / Donation

日本でもクラウドファンディングが一般的になってきたので、それほど抵抗ないかも?募金・寄付です。
学校によって、ファンドレイジングイベントがあって、オークション(!)やったりする。イベントをやると、かなりお金が集まる。よくあるのが "Walk-a-thon". ただ、校内をぐるぐる歩くだけのイベントなんだけど、出店を出したりして、その収益金がそのまま寄付となる。
参考)現地校学年末の学校イベント - イベント -
学校の予算はあまりないので、どこまでPTSAがカバーしているのかわからないのだけれど、この寄付金の多寡で子供たちの受けられる教育に幅が出る(とPTSAは訴えている)。Assembly 欄に書いた、外部から人を呼んでイベントをやるとか、遠足に行くとか、そういうことはたいていこの寄付金からお金が出ている。
この寄付金は当年度ではなく、来年度以降に使われる。当年度のお金は前年度の寄付金が使われるので、1年で帰国するから、と言わずに少しでもいいから寄付してみてください。
PTSAのサイトに寄付のページがあるはず。

Picture day

写真撮影日。だいたい9月から10月に設定される。
アメリカ人はとても写真が好き(たぶん)。スポーツの習い事でもピクチャーデーがあったりする。専門の人が来て写真を撮るので、ポージングしたりなんかして、写真館みがある。
イメージ
Lifetouch.com より
出来上がった写真が気に入らなかった人のために、取り直しの日もある (Picture Retake)。
写真は個人のポートレートだけでなく、クラス写真もある。クラスにボランティアでしょっちゅう通っているような人でなければ、クラスメイトの顔と名前が一致しないので、親のためにクラス写真はあった方がいいかな、という気はする。
Lifetouch のサイトを見てもらえばわかると思うけれど、写真は結構高い。
ここで撮った写真は StudentVUE などの生徒管理データベースで使われたり、学校によっては、図書室の図書カードに使われたりする。

Yearbook

学校アルバム。Picture day で撮った写真が使われる。
日本だと卒業アルバムくらいしかないけれど、アメリカ現地校では、毎年全校生徒が写ったアルバムを発行している。どんなアルバムが出来上がってくるかわからないのだけれど、だいたい春くらいに注文締め切りがあって、えいやで注文する。6月の最終週のどこかで配布される。Yearbook の裏表紙などにクラスメイト各人がサインし合ったりすることが多い。

Teacher Appreciation Week

先生への感謝週間。
初年度は全然わからなくて、後から聞いてびっくりしたイベントの一つ。だいたい4月上旬くらいに行われる。PTA主催でクラスペアレントが取りまとめる。
詳細はこちらで >
現地校学年末の学校イベント - イベント -

★★★
恐ろしいことにまだ続きます。

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