その1 > アメリカ現地校用語集(ベルビュー学区)
その2 > 【続】アメリカ現地校用語集
授業・その他
教科書・ノート
教科書のようなものはあるが、家には持ち帰らない。学校で一括管理している。ワークブックのようなものもあって、ミシン線で切り取れるようになっている形式で、それが宿題になったりする。学年最後に持ち帰ってくることもない(ノートは持って帰ってくる)。
最近は電子化が進んで、紙の書籍も使わなくなりつつある。紙のノートも使うことはあるが、プリントでの学習だったり、最近は OneNote を活用することも増えてきたので、ペーパーレス化が進んでいる。
ちなみに、「アメリカ現地校のIT化」で書いたけれど、Office 365 (OneNote も Office製品のひとつ)は、ベルビュー学区の生徒番号さえ持っていれば、無料でダウンロード&インストールすることができる。
Download Microsoft Office 365 for Free – Bellevue School District
Attendance / Absence
出席/欠席。出欠席は、学校に専用の電話番号、メールアドレスがあるはずなので、そこに連絡(学校HPに記載してある)。メールの場合は担任も cc に入れておくと二度手間が省ける。遅刻/早退もここに連絡する。遅刻の場合はオフィスで学校に来たことを知らせてから(親のサインをして)教室に入る。早退の時も最初にオフィスでサインをして、それから迎えに行くかオフィスが担任に連絡して子供がオフィスまでくるかでようやく校外に出られる。息子の学校しかわからないのだけれど、どちらにしても、管理上オフィスを一度通さないといけない。
FlashAlert
緊急時の学校の時間についてのアラートシステム。Emergency Closures – Bellevue School District
* 二つ目の囲み記事の中に "FlashAlert" へのリンクがある。
このページに書かれている通り、遅く始まる/早く終わる/休校、のお知らせをメールで受け取れるシステム。他にも BSD のホームページ、SNS (facebook, Twitter) でも確認できるが、登録しておいて損はないです。
昨年は2月に大雪が降って何日も学校が休校になったのだけれど、その時にアラートが飛んできた。
Emergency drill
避難訓練。年に数回、たいてい抜き打ちである。FAQ Safety & Security – Bellevue School District
Fire drill (火災訓練), Earthquake drill (地震訓練) といった災害に対する避難訓練は、日本でもあるけれど、Lockdown/Lockout は馴染みがないかもしれない。
Lockdown と Lockout の違いは、息をひそめるかどうか、ドアを全部閉めるかどうか、ということのようである。
ロックダウンは、脅威となるものが学校に侵入した時に行われる。たいていは銃を持った人間を想定していて、この場合、学校中の電気を消し、外から死角になる場所に生徒たちを集め、息をひそめて静かにすることである。ドアの施錠は義務付けられていない。鍵を閉めに行く行為そのものが危険であることが理由の一つらしい。
ロックアウトは、単純に学校中の外部につながるドアの鍵を閉めてしまうことである。建物の外に危険がある場合で、たとえば、猛獣や爆発物など、建物の中が安全である場合である。
2, 3年前に、一度だけ本物のロックアウトがあった。警察から要請されて、お昼前から施錠が始まって、確か最後まで続いたと思ったんだけど、学校から何やら物々しいメールが来た。お子さんたちがストレスを感じて帰ってくるかもしれないので、優しく迎えてあげてください、的な。帰ってから慌てて息子に聞いてみたら、「外に出られなかったから、いつもはダメなんだけど、コンピューターでゲームとかできて良かった!」と元気に答えていた。そうか…平和に慣れすぎても危なくないだろうか…意味もわかっていなかったかもしれない…
xxx free
"Dog free" とか "Nut free" はたまた "Gun free" などと恐ろし気なサインを見かけたことがあるだろうか。この場合の "free" は、当該のものから切り離す、といった意味合いで使われている。つまり、犬は連れてくるな、ナッツ類は持ち込むな、銃なんてもってのほか、という意味になる。Directory
住所録。PTSAが取りまとめて配布することがある。その際は、事前に載せていいか、載せていいとしてどこまでの情報ならいいのか、という内容にサインさせられる。最近はあまり配布している学校も少ない気がする。個人情報だし。Reading buddy
縦割り学習(?)のひとつ。他の学年と交流するプログラム。たいていは、クラス単位でパートナーとなるクラスが決められる。たとえば、5th の Mr.xxx のクラスと 3rd の Ms.ooo のクラスといった風に。そのパートナークラスの中で、上級生と下級生でパートナーを組み、週に一度、どちらかがどちらかのクラスに行って、一緒に読書をしたり何か一緒に作ったりする。
★★★
先生や学校とのやり取りは、メールがほとんど。学校に行くことがあれば、直接オフィスで聞いたり、緊急の場合は電話でも。会話に自信がないと、メール使えるのは楽である。日本では連絡帳を使っていて、ちゃんと届いているかすら怪しくてイライラした。なぜ電子化しないんだろうか。利権の問題かもしれない。
というわけで、学校関連で使用する用語や知っておくと便利なもの・こと等についてまとめてみました。まだまだありそうな気がするんだけど、思い出したら追加するかも。
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