アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2019/03/24

サマーキャンプ2019

サマーキャンプである。
先月まで大雪で大混乱だったというのに。

昨年は、2月には記事にしていたので、年々適当になっていくのが手に取るようにわかる。完全に出遅れだ。
2018 サマーキャンプについて考え始めよう

そうは言っても、たいていのサマーキャンプには十分間に合う。夏休み直前でもキャンプ当日ギリギリでも探せば何かある。キャンセル料考えたら、ギリギリの申し込みでもいいかもしれない。

"early bird" ?

この時期にサマーキャンプを探していると、よく見かける "early bird", だいたい想像がつくと思うんだけど、early bird というのは、早く申し込んだらその分得ですよ、という意味である。
もともとの意味は
The early bird catches the worm
早起きは三文の徳
ということわざにもある通り、「鳥は早起き」が転じて「早起きする人」「早く予定時刻に到着する人」または「早朝の」のような意味がある(らしい)。
というわけで、今の時期は "early bird" のキャンプがたくさんあって、お得です。そんな先のことなんかわからないよ、という気持ちでありますが。

ベルビュー学区主催のサマースクール

日本から来たばかりで長い夏休みをどう過ごしたらいいかわからない、という方にお勧めなのは、やはりBSD(ベルビュー学区)主催のサマースクール。
Summer Programs – Bellevue School District
そろそろ申し込みが始まるようです。

Summer Literacy Camp

対象者: invitation (招待状) のある新1~5年生の生徒のみ。
費用: 無料!しかもランチ付
期間: 7/8 ~ 8/1, 月~木(週4日), 8:30 ~ 12:30
補講のような位置づけなので、ELLの生徒は対象となる確率が高い。
無料の代わりに、必ず全日程通うこと(途中、脱落していく生徒が多い)。

Operation Exploration

対象者: 新1~5年生
費用: $456
期間: 7/8 ~ 7/25, 月~木(週4日), 9:00 ~ 1:15
こちらも学校の延長のような感じ。でも、それほど「学習」感はない。
詳細はまだ出ていないようだけれど、例年、必ず一度は遠足があるし、工作があったり絵をかいたり、アクティビティもたくさん用意されている。

BSD主催のサマースクールは、学校の先生がアルバイトで来たりするので、担任の先生が参加されるようであれば、自分の状況もわかってくれているので安心かも。

City of Bellevue のキャンプ

ベルビュー市が持っている公園や公共施設で行われるサマーキャンプ。比較的安くて手軽。
Connections - Program Brochure - Register Online - Parks and Community Services
(サマーキャンプのフライヤーがリンクされています。)
印刷されたフライヤーは、Community center や、オフィスのある公園などに置いてある。
Community Centers - Parks and Community Services

ワシントン大学・ベルビューカレッジ

大学系のキャンプは人気なのですぐに埋まってしまう。

ワシントン大学

Camps & Courses | Summer Youth Programs at the University of Washington - Seattle and Bellevue
まだ3月だというのに、すでに "Full" や "Waitlist" がチラホラ。安くないのに。おそらく、すごく楽しい上に時間も長めなので、外に出なくてはならない保護者からすると、助かるのだろう。誰もが楽しいと言ってはばからなので、金額に見合うだけの内容であると思います。

高い!と思ったけれど、そういえばと思い出した日本のキャンプ。
Summer Day Camp - Chofu Info - The American School in Japan
わりと有名な日本のアメリカンスクール主催のキャンプ。見たら15万円だった。10日間で。飲食代含むとしても、なかなかの価格設定である。それでも毎年いっぱいで入れない人も多いそう。
こうやって考えると、お値段出してもいいと思えるプログラムを提供することが大事なんだなーと思う。しかし、これ見た後だと、UWのキャンプなんて安く見えるな(安くはないです)。

ベルビューカレッジ

Programs For Kids & Parents :: Programs
いろいろある中で、一番人気は野球キャンプ。ぼんやりしていると、5月にはいっぱいになってしまうので、お早めに。
Baseball Camps :: Athletics Department

Boys & Girls, YMCA

多彩なプログラムを用意している一般企業と言えば、やはりBoys & Girls, YMCA. この二つの何がいいかというと、何をしたらよいかわからないけれど、とりあえず楽しく遊ばせてくれる、ということじゃないかなと思う。どのキャンプもいろいろ趣向を凝らしていて、さまざまなアクティビティで飽きさせないプログラムとなっている。ただ、インストラクターが学生アルバイトだったりするので、当たり外れはあるかもしれない。
Boys & Girls
Summer Programs - Boys & Girls Clubs of Bellevue
YMCA
CAMP & OUTDOOR LEADERSHIP | YMCA of Greater Seattle
YMCAは、何と言っても Overnight camp が有名。海岸沿いにたくさんの施設を持っているそうで、そろそろ泊りでキャンプに行かせたいかな、と思ったら YMCA から探してみるといいかも。

最近のトレンドらしいのだけれど、"Leadership" というキャンプがある。
これは何をするんだろう?と思われた方もいるかもしれない。どうやら、グループでアクティビティ(アスレチックとか)しながらみんなでミッションをクリアしていく、ということからリーダーシップ学ぶ、というものらしい。中身はただ楽しく遊んでいるだけなので、そんなに身構えなくても大丈夫です(笑)

スポーツ系

全般

とりあえず、なんでもいいからスポーツやらせたい、ということであれば、
あとは、先の Boys & Girls, City of Bellevue にもたくさんある。
どれも「導入編」というレベルなので、試しにやってみようかな、と思うスポーツがあったら、ここから探してみるといいと思う。

球技(サッカー、野球、バスケ、フットボール等)

もう少しレベルを上げてやりたい、ということであれば、それぞれのクラブチームやプロチーム、外郭団体などのキャンプもある。

水泳・水球

夏期だけオープンするスイムクラブもいくつかある。屋外プールなので、物理的に夏じゃないとオープンできないだけなんだけど。
※8月も末になると涼しい日が増えてくるので、屋外プールや水遊びのキャンプはそのあたりも勘案した方がいいかもしれない。

日本ではあまりやる機会のない水球 (water polo) に挑戦してみるのも楽しいかも。私は息子にめちゃめちゃ勧めているんだけどあまり興味がないようだ。
年末帰国した時に、スイミングを長いこと習っていた現役女子高生の姪っ子に勧めたら、「大学入ったら絶対やりたい!かっこいい!」と食いついてくれたので、彼女に賭けたい(笑)(夫側の姪っ子なので、血はつながっていないんだけど、他人の気がしなくて大好きなのですよ、この姪っ子。)

企業系

スポーツ系のメーカーもサマーキャンプを主催している。
US Sports Camps - NIKE Sports Camps
Adidas Sports Camps | United States | MB Sports Camps

その他

Gymnastic, Martial Arts, ロッククライミング(ボルダリング), 乗馬, 卓球, テニス などなど、探せばいろいろある。
先のベルビュー市の Connections をぺらぺら繰ってみると、わりとマイナースポーツのプログラムもあるので、それを参考にしてみても。

博物館系

昨年、学校の遠足のシャペロンとして、博物館に行った。たまたまサマーキャンプのカタログが置いてあって、それを持って帰ってきたんだけど、博物館系キャンプも面白そうである。本当にいろいろある。
航空博物館 (The Museum of Flight)
シアトル美術館 (SAM = Seattle Art Museum, Asian Art Museum, Olympic Sculpture Park)
産業歴史博物館 (MOHAI)
ものによっては、すでに埋まっているプログラムも。みんな、出足が早い。

その他(スポーツ以外)

ボランティア、動物のお世話、アート、クッキング、コーディング、ドラマ、オーケストラ等。
本当にさまざまなプログラムがあるので、お子さんの趣味などで探してみてもいいかもしれない。

まとめ - 無い袖は振れない

最後に現実的な話をしますと、1週間の半日キャンプで $150~ あたりが最低ラインで、平均すると $200 ~ $300/週 くらいが相場かなーと思う。
毎週全日キャンプを入れてしまうと、それだけで $1,000/月 くらいすぐに飛んでしまう。
これが兄弟姉妹全員ということになると、さらに出費がかさんでしまう。この長すぎる夏休みをどう過ごすかは、なかなか悩ましいところである。

ふだんの習い事をそのまま続けて、週に2~3日のペースでピアノや書道や公文に通ったりしつつ、合間にビーチに遊びに行ったりバーベキューしたり旅行を入れたりしながら過ごすのもまた一つの方法ではある。
おすすめビーチパーク(ベルビュー近辺)
ただ、ひとつの習い事はだいたい30分~2時間といったところなので、もっと長時間預けたいのであれば、キャンプが最良ではある。

うちは毎年7月は日本に帰っていたので、キャンプというと8月がメインだった。キャンプの目玉はやはり7月に集中しているので、8月はあまりいいキャンプがない(個人の感想です)。
だいたい毎年、アメリカに戻ってきた8月は2週間くらいキャンプに入れて、1週間旅行に充てるとそれでだいたい終わりだった。そして合間に補習校の宿題をこなす。

さて。
今夏は日本に帰らないことにしましたー!
6年生まで体験入学させるぞーってどの口が言っていたのかしら?
日本へのフライト代考えたら $1,000 のキャンプ代なんてはした金よ!と言えればいいんだけど、当たり前だけど

言えません!

独立記念日の花火見るぞ!
やっほー
長い夏休み、みんな遊んで~

↓3週間はキャンプに入れて、1週間は旅行としても、あとはどうしたらいいの?ポチッとしていただけたら嬉しいです↓

0 件のコメント:

コメントを投稿