アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2018/05/31

海外子女のためのサマースクール(日本開催)

今年も、JOES(海外子女教育振興財団)から、サマースクールのお知らせが届いた。
サマースクール | 海外子女教育振興財団コーポレートサイト

海外子女教育振興財団のサマースクール

参加したことがないので良いか悪いかは判断できないのだけれど、帰国子女向けの英語保持教室は英会話教室と同じくらい玉石混交なので、「えいやっ」で選ぶよりは長年帰国子女のサポートを専門にしてきたJOESで受講するのは安心ではないかと思う(たぶん)。

この夏、帰国されるご家庭も多いのではないかと思うけれど、今後、JOESの英語保持教室に通うべきかの判断材料としてもいいかもしれない。
4日間集中授業、10:00~17:00、67,000円
<新宿7月コース> 2018年7月26日(木)~29日(日)
<横浜8月コース> 2018年8月7日(火)~10日(金)
<大阪8月コース> 2018年8月7日(火)~10日(金)
<名古屋8月コース>2018年8月18日(土)~21日(火)
<新宿8月コース> 2018年8月18日(土)・20日(月)・21日(火)・22日(水)
いかがでしょうか。
(参加したことある方いらっしゃいますか?現在、アメリカ在住の方はいないか…)
4日間$700と考えると、お値段はちょっと躊躇する価格かもしれない。

首都圏の夏期講習の相場と比較

比較のために、東京で夏期講習行ったとしたらだいたいいくらくらいかかるのか調べてみた。
SAPIX小学部 | 夏期講習|首都圏4年生
(SAPIX すごいですよね、私の子供時代なかったのに。)
SAPIX 4年生 夏期講習;
14日間、1日3時間 = 42時間 → 85,320円
→ 1コマ(60分)あたり 約2,000円

JOES サマースクール;
1日7時間、4日間 = 28時間
→ 60分あたり 約2,400円

こうやって比較してみると、わりとリーズナブルなような気がする。うーん、でも400円の差は大きいかな。1クラス15人までと考えれば、妥当ともいえる。あとは、気持ちの問題かしら。

あと、帰国子女と一口に言っても全員アメリカ帰りというわけではないはずなんだけど、授業内容がカリキュラムを見る限りアメリカを意識しているような気がするので(Writing, Social Studies, Science, Math, Drama, etc.)、特にアメリカからの帰国子女にはもしかしたらいいのかもしれない。

憶測ばかりですみません。

BSD サマースクールとの比較

BSD 主催のサマースクールが半日とはいえ、3週間で$380ってものすごく安い。
Operation Exploration – Bellevue School District
先の計算方式で行くと、
1日4.25時間、12日間 = 51時間 → 約$0.13
破格ですね!

もちろん、単純には比較できない。BSDは営利団体じゃない。しかも、先生方の夏のアルバイトだし。
それから、このサマースクールは、夏休み中、いろいろな事情でランチを食べられない生徒のことも考えられている。だから、ランチ付きだったりスクールバスも出る。(他にも図書館などいたるところで無料のランチが配布されたりする。)

日本は、たぶん、先生方が忙しすぎてそこまでできないとは思うけど、こういったサマースクール的なものが教育委員会主催であってもしかるべきではないかな、と思ったりする。大学生のバイトでもいいと思う。
とにかく夏の間、家で野放しになっている子供を保護する必要はあるよ、と思う。塾や習い事に行ける子供たちはいいけれど、そういう余裕が家庭になくて、でも保護者は働きに外に出ていて子供そばにいられない家庭だってたくさんあると思う。学童だって3年生までだし。日本の小学生はアメリカに比べて確かに自立してはいるけれど、そうは言っても、まだまだ大人の目が必要な年代だ。放置は危険だと思う。

こうしてアメリカで暮らしていると、アメリカはめちゃくちゃで本当に疲れることがたくさんあるけれど、なんとか子供が死なないように、大事なところのセーフティネットは用意されていることに感心したりする。

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