アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2018/05/19

「駐在妻」関連逸話は炎上しがち

SNS に生活の3割くらい奪われているたまこです。
ブログやって Twitter やって、さらにインスタfacebook もやっている。LINESkype, LinkedIn もやっているな、そう言えば。その中でも愛してやまないのは Twitter です。へへへ。これらやらなくなったら、もっと充実した生活を送れるかもしれない。

「ご主人」にしか興味がない駐在妻の話

先日、ヨーロッパ在住の大学時代の友達が、facebook にこんな主旨の書き込みをしていた。
駐在員濃度高めな邦人の集まりに参加したところ、
「ご主人は何をしていらっしゃるの?」
といった、自分の配偶者への質問ばかりで辟易した、目の前にいる私には興味はないのか、日本に私の居場所はないかもしれない。
彼女の場合、お子さん二人を小さいころから留学させていて(特殊技能系)、だんなさんだけが日本におられる、という特殊なバックグラウンドということもあって、おそらく目を引いたんだろうなと思う。
彼女は在欧10数年ということもあり、仕事を持ち、ふだん日本人と関わることはほとんどない生活を送っている。だから、余計、嫌悪感を感じたようである。

でも、ふつう、海外生活をだんなさん抜きで送っていたら(しかも長期間)、「なんで家族バラバラなの?」って不思議に思ってもおかしくないと思うんだよな。facebook で彼女を見つけた時にはすでにヨーロッパ某国にいて超遠距離別居していたので経緯はよくわからない。私も触れちゃいけないかなーと思って遠慮しているだけで、興味ないわけじゃない。彼女の書き込みを見ていても、だんなさんは全く登場しない。日本に一時帰国した時の書き込みでさえ。
気になるじゃないですか!下衆ですみません!!

それでまあ、恐ろしいことに、この書き込みの下に、コメントが100件近くぶら下がっていて、条件反射的に「うわー、昭和ひきずっているわー」とか「『ご主人様』の職位でご自身の価値が決まっちゃうんですね~」とか当たり前というか予想通りというか、あまり好意的でない意見が多かった。

「駐在妻は」って主語が大きすぎないか

この話はいろんな問題(?)を示唆しているような気がする。
  • 駐在妻のヒエラルキー怖い
  • 駐在妻はラベリングしたがる
  • 駐在妻は夫の地位と自分の価値を同列に語る
  • 駐在妻くだらない話・ゴシップ好きすぎ
  • 駐在妻の世界狭すぎ
この「駐在妻」を「専業主婦」に置き換えて語っている人もいた。

主語がデカすぎはしないですか、と思う。
あと、「日本は」とかね。主語デカすぎでしょ、と。

思うんだけど、働いていて職場の人たちに囲まれて日々過ごしていたら、それはそんな会話にはなりようがない。仕事だから。仕事での評価がすべてだし、その職場で働いているのはその人の配偶者ではなく、明らかに目の前の本人であるから。
その人たちと比べて「(ローカルな人と過ごすとそんなこと話題にも上らないのに)日本人駐在妻は、私じゃなくて私の夫にしか興味がない」とか言われても、そりゃそうでしょう、としか言いようがない。

1を見てすべてを語るのは危険

文化の違いこそあれ、どこの国でもゴシップ好きな人は好きだし、他人の収入とか血統とか子供の学歴とか配偶者の地位とか気にする人は気にするのではないだろうか。
日本人だからとか、駐在妻だからとか、専業主婦だから、というのはあまり関係ない。働いていても、それが駐在員本人だとしても、イギリス人だとしても、そういうことを言う人は言う。
単純に、そういう人たちと関わっていないだけ、という話であってほしい。

一部の日本人駐在妻つかまえて世界中に散らばる駐在妻を語るのは風呂敷広げすぎじゃないか、と思うけど。それで日本に自分の居場所ないとか、そういうこと言ってほしくないなぁ、とモヤモヤしてしまった。別にそういう人たちと関わらなければいいだけじゃないかな?違うのかな?帰りたいなら、居場所は自分で作るものじゃない?気持ち次第というか?帰りたくない言い訳なのかな?
(彼女のことは大好きです。)

それこそ、それは「目の前にいる人・しゃべっている人」の資質なんだ、と限定するべき話であってほしいと思いました。

あと、当の彼女はともかく、彼女の書き込みを読んだだけで、会ったこともない駐在妻のことをクソミソに言う人たち、こっちの方が怖い。それこそ「自分はそんなくだらない人間じゃないよ」とマウンティングしているようにしか思えなくて。一面だけ見て限定して批判するのって簡単なんだよね。
これも一つのゴシップかな。そう考えると、急に納得いっちゃったりして、みんな同じ穴の狢だね。

プロトコルが違うと日本語でも会話が成立しない

おまけ。
この書き込みのコメントで一番「おおーー!」と思った逸話。
「(日本での)ご出身どちらですか?」と聞いたら「主人は東大出身です」って答えられたことがあったそうである。都市伝説じゃないんだ、本当にいるんだ。

そう言えば、私の伯父(実母の兄)もリタイア後にシルバー人材センターで掃除の仕事に応募したとき

早稲田の理工出身なのに雇ってもらえなかった

と言っていたことがあって、雇う方も大変だなーと思ったことがある。そしてさらに私の母が「学歴は関係ないんですって!」と驚いていたことに驚愕だった。なんだそれ。「腰が痛くて辞めちゃう人が多いので、丈夫な人がいいらしい」と憤慨していたけれど、そこは怒るところじゃないでしょう。

これはもう、プロトコルが違いすぎて会話が成立しない、同じ日本語だけどどうやら通じない、まだうちの隣の韓国人との会話の方が片言英語だけど通じ合える、と思ったのでした。

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