ずっとこんな天気だったサンクスギビング |
天気もずっと良くなくて、知ってはいたけど楽しさ半減、という感じでした。
前回記事にしたとおり、ベルビュー学区の VIBES というボランティアに登録して、チューターをやることになった。私にとっては、かなりチャレンジングである。
チューター自体は自分で学校に問い合わせたり、たまに学校のWebサイトに募集が載っていたりで申し込むものなんだけど、私の場合、息子がお世話になっているELLの先生から直接話が来た。
学校で息子がそのELLの先生に「お母さんは学校にボランティアで来る予定あるの?」と聞かれたそうである。特に予定はなかったんだけど、何かあるのかと思ってその先生に問い合わせたら、
「VIBES リストにあなたの名前を見かけて」
「Tamako って息子くんのお母さんですよね?」
と返ってきた。
すごくないですか?
子供の名前だけじゃなくて、その保護者の名前も覚えているとか?
確かにすごく評判のいい先生なんだけど(メールの返信もものすごく早い)、これにはビビった。
そこからあれよあれよと言う間に、ELLの生徒の面倒見てくれないか、という話になって、週に2回、お昼過ぎから1時間ほど、4人の生徒の面倒を見ることになった。1人ないし2人の生徒を20分ずつ見る。けっこうこれがしんどい(いやでもがんばる)。
クラスに入って英語非ネイティブの生徒の作業を手伝ってあげるのかな、くらいに思っていたら、実際にはその子と2人だけで別のテーブルについて、音読やライティング(指定の本を読んで、いくつかの質問に答えるもの)の手伝いをするのだ。
一応、読み書きはそこそこできないことはないんだけど、その話について理解しているかどうかを質問することがなかなか難しい。本当にこんな私でいいのであろうか。一応、英語あんまりできないから、日本人の生徒に付いた方がいいんじゃないかという話はしてあったんだけど。
それから、英語は Upper Intermediate, Advanced といった生徒でも、情緒的に不安定だったりして集団の中でなかなか学習が難しい子のサポートも頼まれた。おそらく、こちらの方がメインなのではないかとやってみてからわかった。確かに、集中力がなくてあちこち歩き回ってしまったり、すぐに癇癪を起してしまうような子がクラスにいると、先生がその子にかかりきりになって授業を思ったように進めなくなってしまう。
先生の中には、リーディングの時間に複数人のボランティアを募って、4,5人の小グループごとに一人の大人を入れて Guided Reading しているクラスもあった。これだと手厚くサポートできるし、先生も助かるだろう。
翻って、アメリカの公立校よりも平均して一クラスの人数の多い日本の学校では先生はどう対応しているのだろう。人数が多ければ、それだけ様々な生徒がいるわけで、その生徒たちを一つにまとめていくのは相当大変だろうなと想像がつく。
日本だと、人の目を気にしたり暗黙のルールというか同調圧力のようなものが、子どもたちを大人しくさせていたりするんだろうか。
***
何人かの生徒の面倒を見ていて、やっぱり先生じゃないとナメられてしまうんだけど、まじめにやってくれなかったり、やってくれてもすごくつまらなそうにされたり、勝手に終わりにして本閉じてしまったり...となかなかてごわい。
それを先生が目撃して、その子を叱ったりしているのを見ると、それはまたそれで辛い。叱って大人しくなってくれたら、まあ、有り難いはありがたいわけだけど、逆に言えば私がつまらなくてやり方もまずいからに他ならない。
どうにかして、子供たちが関心を持って課題に取り組めるようにできないものかなぁ。
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