アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2017/11/03

Trick or Treat! ハロウィン!

ハーベストパーティの記事
ジャック・オー・ランタンに光が灯った
すっかり出遅れた感満載ですが、前回のハーベストパーティの記事が次に続く的な終わり方になってしまったので、せっかくだから記事にしようと思います。
さっき検索してみたところ、昨年は記事にしていなかったみたいでびっくりした。昨年は初めて自力で住宅街調べて回ったのに、記事にしなかったのか。

今年も昨年と同じ住宅街を回ってきた。
日没後から友だちと待ち合わせて行ったのだが、最初は2家族くらいしか集まらなくて寂しいかも、なんて思っていたら、芋づる式に集まってきて6家族大人8人子供12人(今数えて驚いた)の大所帯となった。全員日本人だよ!すごくないですか!
これくらい集まると、特別感が出ていいですね。

回ったのは高級住宅街で、広い一戸建ての家が延々と。
ビル・ゲイツが生息していると言われている Medina (メダイナ) も回ってみたいと思っていたのだけれど、お金持ち過ぎて各家の敷地が広くて隣が遠く、歩くわりに戦利品(お菓子)が少ないと聞いた。隣なのにスープの冷める距離。本当?
世界一の大富豪ビルゲイツ邸はどんな家!?住所面積も徹底究明!【お金持ちの家の間取りヤバイ】
ていうか、このページの熱量がすごい。

お化けがゆらゆらしている!
飾り付けがしてあって、玄関に明かりの灯っている家が訪ねて行っていい印と聞いていたんだけど、中にはわかりづらいお宅もあった。大人が「この家はどうかねー」なんて躊躇していたら、ファーストペンギンな男子が「行ける行ける!」と玄関まで走っていって「Trick or Treat!」と大声で家主に呼びかけていた。逞しい。なんて勇気があるんだ。
もちろんうちの息子はそんなことはできないので、切り拓いてくれた人の後についていって後ろから「Trick or Treat」とか言っていた(言っていないかもしれない)。

途中でたくさんの集団とすれ違ったりしながら、あちこちのお宅でお菓子をもらってきた。すごく凝った仮装をしている子供もいて、この子たちはどれくらい前から構想を練っていたんだろうかと本当に感心した。

3つぐらい集団が重なって大変な騒ぎになった
お菓子を用意する各ご家庭の懐の深さもとても感心した。
子どもたちがみんなマナーを守ってくれればいいけれど、玄関前の芝生をざくざく踏んで入ってくる子どもたちもいるだろうし、ふだんは静かな住宅街なのにこの日ばかりは子どもたちのテンションの高い声がいつまでも聞こえるだろうし、それなのにかなり凝ったデコレーションを施して、笑顔で子どもたちを迎え入れてくれる。
中には自らも仮装して出迎えてくださったり。
金持ちと言うのは、気持ちにも余裕があるのだなあ、素晴らしいなあと感心しきりであった。

しかし、このハロウィン、他人の家に全然面識のない子どもたちがわんさかやってくるわけでしょう。よく考えたら、お互いの信頼関係とかないとそんな簡単にドアなんて開けられない。ハロウィンに関しては、無防備にドアを開けて射殺されるとか、逆に強盗に間違われて撃たれるとか、聞くに堪えない事件が過去に起こっているようだけれど、安全の象徴として、いつまでもこの楽しいイベントが続いてくれたらいいなと思う。

一緒に回ったお友だちが作ったジャック・オー・ランタン
すてきー

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