アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2017/11/02

Harvest Party ボランティア - ハロウィンイベント

ハロウィン終わりました。燃え尽きた気がする。

担任の先生やクラスペアレントのさじ加減で大きく振り幅のあるハロウィンイベントではあるが、息子の担任からは、
31日、ハーベストパーティをやります!
でもこれはハロウィンイベントじゃないからコスチュームは置いてきてね。
ちなみにボランティア絶賛募集中!
というメールが届いた。
仮装は無し、そのかわり、ハーベストパーティが執り行われる。

収穫祭というのは、Thanksgiving の感謝祭と意味合いが似ていて意味がよくわからない。なぜハロウィンに収穫祭をやるんだろう?
ちょっと調べてみたところ、どうもキリスト教会とハロウィンの折り合いがあまり良くないようである。なるほど。その辺に配慮して、学校のような公共施設では積極的にハロウィンを祝わないようにしたのではないだろうか。
多民族国家も様々な文化に配慮しないといけないから、なかなか大変である。

ただまあ、子どもたちはそんな面倒な話は関心がないし、世の中はハロウィン一色だし、学校としても何もしないわけにもいかないし、代替案として秋の収穫祭をする学校が多いようではある(もちろん、ハロウィンパーティするところもあるようである。比率的にはどちらが多いかわからない)。

行きました、ボランティア!
大人の複雑な事情でハロウィンではなくなったものの、収穫のお祝いとはほど遠い、ただの楽しいパーティだった。
お約束のクッキーアイシング、ビンゴ、フルーツバスケット的なゲーム、そしてかぼちゃをトイレットペーパーに当てるボウリングゲームの4つの班に分かれて10分くらいでローテーションしていく。
私は流れでボウリングゲーム担当となり、
大人が並べていたものを子供がやりたいと言い出したところから
何やら怪しい雰囲気になり始めた
常に膝立ちで足が痛くなり、やんちゃな子どもたちに「もっとやさしく!」「キックしない!」などと叫び続けていたせいで声がカスカスになり...
心の中で、このトイレットペーパーはあとでもらって帰れるのかな?などとほくそ笑んでおりましたところ、その下心がバレてしまったのか、全員がすべてのゲームをやり終わったころ、クラスペアレントがいったんみんなを席に着かせてから、おもむろにトイレットペーパーを高々と掲げてこうおっしゃいました。

「ミイラやりたい人!」(子どもたちの目が光る)
「各班で一人、みんなでミイラにしてねー」(阿鼻叫喚)
とにかく巻く
そして...
こうなった
そりゃそうでしょう...

この惨状を見ながら「もったいない...ペーパー高いのに...」と心の中で泣いていた。

最後は先生がみんなを落ち着かせて席に着かせ、オレンジのカードの束をを振り回しながら、おっしゃった。
「このペーパーをリサイクルボックスに捨てた人にはこのカードを上げます」
「このカードを受け取った人は宿題なしです!」(阿鼻叫喚)
「部屋中きれいに一つも残さず拾ってください」

おそろしいほどに、あっという間に部屋がきれいに片付いた。
先生、集団の力をよくご存じだわ。さすが。
No Homework!
最後は "No Homework!" の大合唱で解散となった。帰りの会とかないのか。

昨年もそうだったか記憶が定かではないのだけれど、宿題が出なかった。夜楽しんでね、ということなんだろうか。
他のクラスの人の話を聞いたら全然内容が違っていたので、そこはクラスペアレントの腕の見せ所と言うところである。クラスペアレント大変だな。寄付金余ったら着服してください。

ボランティア行くたびに言っているけれど、もうぜひ、時間と心の余裕があれば!ボランティアは積極的に参加されることをお勧めします。
自分の子どもも喜ぶし、子どもがクラスでどんな様子かもわかる。クラスメイトの顔も覚えられるし勢力図もなんとなく見えてくる。教室の掲示物もじっくり見られるし。クラスの保護者とも顔を合わせられる。ゆっくりは話せないけど。
みなさんとてもいい方だったので、とても楽しかったです。
膝は死んだようになっているけどな!

さて、夜はいよいよメインイベント、Trick or Treat !

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