九九
である!
補習校から九九に関するプリントが配られた。
保護者への協力願いである。
要約すると
- 限りある補習校の授業時間内で、全員の九九暗記のフォローは難しいので、家庭でのフォローをお願いしたい
- 九九は、算数の肝であり、九九ができないと、今後の算数はつまずくどころか何も理解できなくなる
- 九九ができれば、現地校でも一目置かれる
反論しようもない。九九は大事である!
私も深く深くそう思う。
女子に三角関数は役に立たん、とか言って炎上したおっさんがいたけれど、さすがに「九九は役に立たん」というアホはいないだろう。
日本語の何が優れているかというと、数字が読みやすいということだ。鹿児島県知事「女の子にサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」— 乙武 洋匡 (@h_ototake) 2015年8月28日
時代錯誤も甚だしい、男女平等の理念に真っ向から反する発言に、ただただ驚きを隠せない…。
http://t.co/roH8hTsqUr
英語で数字を言おうものなら、長すぎて歌になんかできやしない。しかも12進数の名残で20まで規則もないし。
アメリカ人はどうやって掛け算勉強していくのかしら。
3年生のママに聞いたら、
「うちの子は現地校ではマスマスター(Math Master)って呼ばれているらしいよ」
と半笑いで言っていた。
九九は偉大だ。
補習校からは「もしよかったら」という感じで、歌で覚える九九のCDを貸し出していた。
「ドラえもんが歌っていますから」
という前振り。
おお、それは助かる、とさっそく借りてきて聞いたんだけど、えーと、ドラえもん…?
大山のぶ代~!!
パッケージに年季が入っていたので嫌な予感がしたんだ...
確かにドラえもんであることはあるけれど、今の小学生は大山のぶ代時代は知らないんじゃないか?
すでに古典??
(しかも、ただ九九を唱えているだけで歌になっていなかった。)
というわけで、そっと仕舞った。
私は大山のぶ代世代ですが、私は九九は覚えました。残念です。
かわりに、前から友だちからこれいいよ、と勧められていたベネッセの動画を使うことにした。
いろんな人から勧められたので、たぶん本当にいいんだと思うんだけど、メロディがものすごく頭にこびりついて離れなくなってしまった。
私はいいんだ、息子はこれで覚えてくれるんだろうか?
私は、気合いで覚えたような記憶があるんだけど、今はこんなに便利になっちゃって、親としても楽でいいよね。
覚えてくれたらの話だけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿