アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2019/02/14

アメリカ現地校 4年目の成績

毎年この時期に成績のことを書いている。
(自分の記事を検索したら、毎年書いていてびっくりした。忘れるのよ~本当に、びっくりしちゃう。)
アメリカ現地校 2年目の成績
アメリカ現地校 3年目の成績
昨年の楽天ぶりにびっくりしてしまった。
そうか、2年目と比べたらずいぶんと伸びたから、それも仕方のないことだよな。

肝心の4年目の成績

ところが、今回いただいた成績表は一年前と比較してやや落ちていた。(算数だけ伸びた…算数だけはみんなから一目置かれているようだ。)評価する先生が異なるので、その辺を差し引いたとしても、少なくとも今の担任の先生にはそう見えているということだ。
先生からのコメントを読んでも、やはり「英語力」の問題であるということであった。補習校ではまあまあな成績だし、先生からも読解力には問題ないと言われていたので、学力の問題ではないだろうことはわかる。
(問題の切り分けも大事な作業。)

平均的な成長曲線との比較

しかし。すでに4年目である。
下図は一昨年、現地校ELLの先生からいただいた資料。
参考)子供の言語獲得の悩みは尽きず
息子の英語の伸びは、この曲線のようにはなっていない。伸びていると思っていたけれど、ただの勘違いだったようである。親の目フィルターは恐ろしい。
このグラフの注意書きによると、ELL生徒の1‐3年目は
- social language
- up to 7,000 words
- short phrases, simple sentences
だそうで、息子はおそらくこの辺りだと思う。標準より2年くらい遅れていると見ていいのではないか(涙)

ちなみに、その他の経年の注意書きは下記の通り(クリックで拡大)

これからどうしようか

今の時点でここまで英語に不自由しているとは予想していなかった。アメリカの空気を吸っているだけでは、現地校に通っているだけでは、やはり英語力は伸びないのだ。
原因はよくわかっていて、現地校でも日本人のお友だちとつるんでいることが多いこと、家でもYouTubeなどで日本語のコンテンツを視聴していることである。明らかに日本語に依存した生活をしている。

英語力が伴えば、たぶん、学年相当レベルの学力はあるはずだと思っているので、成績に関しては特段気にはしていないのだけれど、それにしてもやはりこれはまずい。日本人のいない学校に転校するか、Tutorをつけるなど、英語学習を取り入れていくか。
転校はメンタルに影響するのでできれば避けたいけれど。
勉強が嫌いだし、学校にいる間は英語漬けで大変だろうから、と甘やかした結果がこれである。
将来的には最初にガツンと英語漬けにした方が今頃楽だったかもしれない、3年間ずっと苦労し続けるよりは最初の数か月がんばっておけばよかった…後悔先に立たず。
(でも、彼の精神的負担を考えると、過去に戻れたとしてもやっぱり何もさせずに終わる気がする。)

つい先日、ELL生徒のテストELPA21を受けたと言っていたので、その結果を見てまた考えたい。(いや、その前に今年度中に結果が届くのだろうか…)

原因は環境だけではない

ただまあそうは言っても、結局はその子の性格に大きく依存する。
息子と同じ学校に通っているお子さんでも、ネイティブレベルにあっという間に追い付いて、クラスで1番取るような子もいる。最近こちらにいらしたばかりのお子さんで、見よう見まねで積極的に英語でいろんな人にしゃべりかけている子がいたんだけど、そういう子はどう考えてもあっという間に英語をしゃべるようになるだろう。
英語力の向上には、いろいろな要素が絡んでいるので、何か一つ解決すればすべてOKというわけにはいかない。
それから、ここが一番大事なんだけど、あっという間にぺらぺらになる魔法の方法はない。地道にコツコツ、毎日積み重ねていくしかないのだ。親としては歯がゆい。

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