アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2019/02/06

来年も同じ友だちと同じイベントに参加できるだろうか

お正月に「義母と娘のブルース」を一挙放送していたので、話題になっていたし、と見始めたのが、ようやく見終わりました。
良一さんが「また来年も…」と言い淀むシーンがあって、そうだよな、来年もチャンスあるとか思っちゃいかんよな、これが最後と思ってやらないと後悔するかもしれないよな、と感慨深かった。人生チャンスがいくらでもあると思って生きたらいかん。

息子はスキーレッスンに通っています

息子は昨年からスキーレッスンに通いだした。今年二回目。
私もだんなさんもあまりスキーやらないし、と二の足を踏んでいたんだけど、やっぱりシアトル近郊で冬と言えばスキーくらいしかやることがない。せっかくここに住んでいるからにはスキーくらいできた方がいいかなと思い、昨年は嫌がる息子を(彼はなんでも初めてのことは嫌がる)「とりあえずやってみなさい」とスクールに放り込んだ。
本当に嫌がっていたんだけど、1回目が終わって感想を聞いてみたところ
すごく楽しかった!
と返ってきた。素晴らしい。やる気ない息子でも楽しませてくれるスキーレッスン!

シアトル近郊にお住いの日本人が受けるスキーレッスンといえば、Rokka Ski School である。1月年明け第1週目の日曜日から6回のレッスンを毎年やってくれている。
Rokkaは日曜日レッスンなので1週間休みなしになる上、親がスノコルミーパスまで連れて行かないといけないので、ヘビーではあるんだけど、レッスン自体は午前中で終わり、あとはお友だちとレッスン後に一緒に遊んだりできるのがいい点ではある。補習校の友達もたくさん来ているので楽しいみたいである。

今が永遠ならいいのに

さて本題。別にスキーについて語りたいわけじゃないのです(リクエストがあれば語ります)。
スキーに行くと、写真撮りますね?(撮らないかな?)
そうすると、Google photo が「思い出」とかいう写真をお知らせしてくる。facebook でも「過去の今日」みたいな写真を勝手に見せてくれたりしますよね?あれと同じような機能で。
たいていは面倒くさくて見ないんだけど、スキーに息子を連れて行くと、あとは超ひまなので、そういう写真を眺めたりする。眺めていたら、昨年春に本帰国してしまったお友だちが出てきた。

愕然とした。

昨年はすぐそこにいたのに。

ほとんど毎日のように子供たちは学校で顔を合わせていたのに。

今は遠く日本に行ってしまった。
(時差すらある!)

そして、今年も毎週のようにレッスン後に一緒に遊んでいるお友だちも、駐在家庭である以上、いつかは日本に帰ってしまう。今こんな近くで遊んでいる子供たちが来年も同様に一緒にレッスンに通える保証はどこにもない。信じられない。悲しすぎる。
アメリカに来て悲しいことと言えば、こういう別れがわりと頻繁に来るということじゃないだろうか。日本にいても、もちろん転入生や転校生がいないわけじゃないけれど、こんなに濃い付き合いをするわけじゃないし、ましてや親同士がしょっちゅう集まって話したりする機会もないし、毎回どうしてこんなに悲しい思いをしてまでここにとどまらなければならないのかと思ったりする。
送り出すのは本当に辛いです。

写真を撮りながら、このワンショットが永遠だったらいいのに、と思ってやみません。

「義母と娘のブルース」を見ながら、そんなことばかり考えていた。

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