アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2018/03/07

遠足ボランティア

現地校の遠足ボランティアに初参加してきた。
初スクールバス乗車も果たした。

遠足の1週間前に先生からメールが入って
本日お子さんのフォルダに遠足許可届を入れました。
来週、航空博物館へ遠足に行きます。飛行機が飛ぶための四つの力を学びます。
フォームに記入して、明日までに 提出して下さい。
ご無体な!明日までとか!
しかも来週遠足って!
だいたいいつもこんな感じに突然イベントをねじ込んでくる。
日本みたいに、年間スケジュールにすでに組み込まれていたり、クラスに至っては事前に班分けしたり、遠足のしおり作ったり、学習の目当て確認したり、みたいな作業が一つもないからだろう。

フォーム(遠足許可書)の最後に、ボランティアできるかどうかも記入する箇所があって、迷って "Yes" にして提出した。
ボランティアするには必ず VIBES の資格を持っていること、とあって、VIBESの資格を取ったのもそもそもこういう時のために取ったんだし、ここで遠足行かなかったら何のためにあんな冷や汗かきながら自己紹介したんだよ、と何とか奮い立たせてみた。
だって、やっぱりできれば行きたくないじゃないですか…
もともと、そんなにボランティア精神たくさん持ち合わせていないし、毎週のチューターでそんな精神、枯渇しちゃってるよ…
でも、VIBES持っている保護者がそんなにたくさんいるとは思えなかったので、クラスにボランティア全然いなかったら困るだろうな、という私にしては珍しく尊い気持ちで参加することを決めたのだった。

ところが、後日届いたボランティア保護者あてのメールの宛先に5人も入っていた。
5人かよ!
行かなくてもいいかなー、などと最後まで「行きたくない病」に悩まされつつも、当日、がんばって学校まで行った。学校へ行きさえすれば、あとはスクールバスで一緒に連れて行ってくれるのだ。

学校に着いて集合場所にきてびっくりした。
担任がいないのだ。

そんなことありますか?
日本の学校だったら絶対ありえない。保護者会でつるし上げにでもされてしまうかもしれない。
サブの先生が付きそいだそうである。学校の先生自由だな。日本の先生にその自由さをすこし分けて差し上げていただけませんか…

ここで一気に戦意喪失したわけだけど、この後、やっぱり行ってよかったと思うことになる。

航空博物館は以前家族で見学したことがあって、それほど心躍るような体験はしなかったのでどうかなと思ったんだけど、団体には団体向けのプログラムが用意されていて、それがなかなかナイスな内容だった。
パラシュートでボールを飛ばす
学習として役に立ったのかどうかわからないけれど、かなり盛り上がっていて楽しそうだった。
こんな感じに博物館スタッフと一緒に実験したり体験したりする時間が終わると、その後ランチ、班行動、となる。

この班行動が曲者で、5~6人のグループに分かれて各グループごとにボランティアが1ないし2名つく。正味1時間くらいある。

ここで気づいた。

ボランティアは多ければ多いほどいいのだ。一人でわんぱく盛りに子供5人の面倒を見るのはかなり骨が折れる。だいたい走る。走るなと言われているのに、移動は必ず走る。大声で友だちを呼ぶ。奇声を上げる。
ボランティアがもっといれば、一人あたりの担当人数はもっと減らせる。

私は男子母であったため、息子と息子の親友、やんちゃ3人組という組み合わせのグループだった。だいたいやつらは poo とか pee とか言ってゲラゲラ笑っている。小学生男子ってどこへ行ってもこの程度である。ちょろい。ちょろいが体力は奪われる。つらい。

最後にサブの先生が
「今日は本当にありがとう。大人はたくさんいればいるほどいいのよ」
とうんざりした感じでお礼を言ってくれた。

遠足に付き添っていろいろわかったことがある。

まず、彼らはランチバッグは振り回すものだと思っている。息子のランチバッグの持ち手が擦り切れていたのだが、そりゃそうだろうなと思った。
日本の小学生はランドセルすら振り回すのだ。ランチバッグを振り回さないはずがない。
息子にやめろと注意したのだが
「いつもやっているよ~」
と謎の切り返しをされた。いつもやっているから、なんだ💢
教訓。振り回される前提でお弁当を詰めること。

それから、全体として、ランチのジップロック率が非常に高かった。遠足だからかな?
大きいサイズのジップロックにクラッカーと野菜と果物と紙パックジュースが無造作に入っているだけとか、ポップコーンだけ!とか、もう本当に彼らのランチの破壊力すごかった。そもそもランチボックスに食べ物を詰めている子なんて、見渡す限りアジア人だけだった。みんなジップロックごと捨てて帰るんだろうな。

栄養とか彩とか、本当にアホらしくなる。
だからって、彼らのランチを真似しようなんて思わないけど。プリングルスはランチじゃありません!

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2 件のコメント:

  1. いつもたまこさんの記事を参考にさせて頂いています(お役立ち情報満載!)。
    フィールドトリップのシェプロン、楽しいけど疲れますよね〜お疲れ様でした〜
    私も毎年やってます。
    今年はまだですが、うちはチャイナタウン、フォーチューンクッキー工場と宇和島屋にも行くそうです。
    夕飯の買い物して帰ろうかしら?(^m^)
    自分の子供+1〜2名の友達を担当するので、男子母は男子グループとしか行動できないわけで〜〜ぐったり。女子が羨ましいですよね。
    ホント、どこでも走るしね〜大声出すし〜〜最初は優しく注意でも、最終的にはよそ様のお子でも怒りまくりですわ。
    プリングルス、確かにランチではない。でもランチスナックとして入ってますね〜問題は、ランチを食べてからおやつに手を出せ!と、人のお子に横から口出す相手にとっては嫌なママは私です。聞いちゃ〜くれませんが!
    お互いボランティア頑張りましょうね

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    1. KUMIさん、

      ありがとうございます!お役に立てていますでしょうか。

      フィールドトリップいっぱいあっていいですね!工場見学は楽しそうでいいですね~
      ふふふ、男子母は体力勝負ですよね、女子は女子で気づかれするそうですが(笑)
      それから、そうです、ジャンクなおやつを袋ごとランチスナックとして持っている子を見たとき、めまいがしました。しかもその袋を振り回してぶちまけるとか、考えればわかるだろって思うけど、すごいですよね、うちの子おとなしいのかも、と錯覚します。

      私の周りでボランティア入っていらっしゃる方ってあまりいないので、とても励みになります。
      がんばります!

      たまこ拝

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