アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2018/02/20

バナナスプリットとかけ算

週に一度、現地校担任からニュースレターが届く。
内容は、学習内容についての進捗とこれからの予定について。

年明け最初のニュースレターを読んでいたら、[算数]の項に、まったく意味の分からない話が載っていた。
Next week, we will begin our Banana Splits Multiplication Test series.
...?バナナスプリット??
しかもかけ算と関係あるとか?

Wiki によれば、
バナナスプリット(英語: banana split)はアメリカの伝統的なアイスクリームのデザートである。名前の由来は、バナナを縦半分にカットしボート型の長皿に置きアイスクリームを添えたときの見た目からである。
ううむ。おいしそうだけど、かけ算との接点が全くない。
そして大好きな画像検索に頼る。
by Google
バナナサンデー的な。ますます意味が分からん。

それで、ヒントを探るべく先生のメールの先を読むと、
来週から3年生の終わりまでに、かけ算を1-12まで覚えます。毎週金曜日にテストをします。詳しくは添付のドキュメントをご覧ください。
12の段まで覚えるらしいけど、それ以外はさっぱりわからん。
仕方ないので、添付のワード文書を開くと、
すでにかけ算を覚えている生徒もいますが、もっとやる気を出してもらうために、"Banana Splits" system を採用することにいたしました。
このバナナスプリットシステムは、生徒個々のペースで取り組むことができます。覚えた段には色を塗り、3年生終了までにすべて塗り終えた生徒はアイスクリームパーティに参加できます。
生徒は、テストにパスした段の部分に色を塗ることができます。生徒はどの順番に覚えて行っても構いませんが、始める前に計画を練ってください。
0 bowl
1 napkin
2 banana
3 vanilla ice cream
4 strawberry ice cream
5 chocolate ice cream
6 sprinkles
7 caramel topping
8 hot fudge topping
9 strawberry topping
10 whipped cream
11 spoon
12 cherry
やっとつかめてきた。
こんな塗り絵か何かに色を塗っていくシステムっぽい。
0の段が言えたら下のボウル、1の段でナプキン、2の段はバナナ...という具合に。12の段まで言えたら、バナナスプリットが完成する。
何だコレ?なんでバナナ?と思ったけれど、検索したらいっぱい出てきたので、アメリカではわりとスタンダードな方法なんじゃないかと思う。先生からの不親切なメールからわかるように、みなさん当然知っていますよね、ということなのだろう。そんなハイコンテクスト求められても。

というわけで、現在進行形なバナナスプリットかけ算チャレンジ(勝手に命名)ですが、息子に聞いてみたところ、

毎週ひとつずつ覚えていくんだよ、今4の段まで来た。

ということであった。

毎週ひとつずつ!!
気が遠くなる!
12の段まで行ったら確実に6の段とか忘れているよ!!!

と、心の中で叫んだたまこでした。
学年最後で本当にアイスパーティやるのかしら?本物?
どちらにしても、ものすごくアメリカっぽいやり方だなーと思った。

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