帯状疱疹に罹った。
いや、すでに治りかけなので、「罹っていた」。
いや、すでに治りかけなので、「罹っていた」。
最初に気づいたのは、子供を遊ばせて公園から出てきた時。
左肩が何となくチクチクするので見てみたら、ひどい湿疹になっていた。
公園にいたことから、虫にでもやられたかなー、とあまり気にしていなかった。
ところが、日に日に悪くなってきて、チクチクもひどいし水ぶくれもできるし、これ何かの病気かな?と「湿疹 水疱 痛み」でググったら
帯状疱疹
がヒットした。
ビビりました…アメリカに来て、息子の骨折の次は自分の帯状疱疹かよ、と。
(息子の骨折は5週間でギプスが取れて、特にリハビリもなく現在良好。)
帯状疱疹って言えば、痛くて大変だったという恐ろしい話ばかりを耳にしていたし、いやそれはまさか違うだろうと思っていたんだけれど、そのうち広がりだすし、しかも左側しか出ないし、何となく調子も悪く、あーこれは限りなく黒だわ…と観念して医者に行ってきた。
かかりつけ医なんて当然いないので(いたとしても予約は数日後になる)、息子の時と同じ、Urgent care へ。
ドクターは私の症状を見て、どれくらい前からか、とか、痛みやかゆみはどうだ、などと一通りの問診をした後、
Shingles (帯状疱疹)
だとあっさり診断した。
Shingles は一般的な病気だから心配することないよ、治るまで2週間くらいだね、子供いる?水ぼうそうの疑いはない?水ぼうそうの予防接種した?
ところで、この帯状疱疹は水痘ウィルスによって起こる。
昔罹った時のウィルスが体内に潜伏していて、それが何かのきっかけで出てくることがあり、これが帯状疱疹なんだそうだ。だから、水ぼうそうに罹ったことのない人は罹らない。
帯状疱疹自体は人には移らないが、水ぼうそうが移ることがあるので、なるべく人との接触は避けた方がいいとのことだった。
この後、看護師さんから「かかりつけの薬局ある?」と聞かれた。
は?かかりつけの薬局??
日本と違って、保険証と薬局と処方箋が紐づけられるらしく、「処方箋」という紙を持っていけばどこの薬局でも薬がもらえるシステムではないのだ。知らなかった。
特にないので、近くにある薬局ならどこでも、と言ったら、手広くチェーン展開している薬局に処方箋を出してくれた。
あとは、その薬局に保険証を見せれば薬を出してくれる。
薬の支払いは、その場でキャッシュかカードで払う。
医療費は後日請求がくるので、クリニックでは払わない。
ちなみに、医者にかかる前に帯状疱疹にかかわる単語をいろいろ調べてから行った。
- shingles / herpes zoster (帯状疱疹)
- eczema (湿疹)
- rash (発疹)
- chickenpox (水ぼうそう)
同じアパートに薬剤師のママ友がいて、病気のことを聞いてみたら、
「帯状疱疹は疲れからくるものだから、家事なんかしないで寝ているのが一番だよ」
とアドバイスされた。
原因はわかっている。
運転免許だ。
免許を取った時の記事に「首から肩にかけて湿疹ができてしまって痛い」とあるのは、まさしく帯状疱疹だったのだ。
一に健康二に体力、を自負してきたけれど、さすがに体に出てしまって反省した。
***
だんなさんに「帯状疱疹みたいな気がするから病院に行ってくる」と言ったら、一緒に付いてきてくれて、とっても助かった。
「痛風になって、一生酒が飲めなくなればいいのに!」と呪いをかけ続けて申し訳なかった。
ところが数日後、「あのさー」と突然聞かれた。
たいじょーほーしんって何?
この人は、ええと、病気にはならないだろう。
私はだんなさんに多くを求めてはいけないのだ。
健康でいてくれているだけでありがたいと感謝すべきかもしれないな、うん。
たまこさーん、大変でしたね。でもお薬が間に合って良かった!私、去年なりました。誤診で皮膚化膿という診断を受けて、意味も無い抗生物質だされて、そのままカナダに行って悪化し、もう抗ウィルス剤には手遅れで、カナダだったので医療費1200ドルもかかって大変でしたー。お互いにがんばりすぎて疲れがたまってしまっていたんですね。手抜きでのんびりいきましょう〜。ゆっくりおいしいものでも食べてお大事にしてくださいね。
返信削除りょうこさん、
返信削除えー!それは大変でしたね!
病気もお金も。
私は症状が軽かったのに加えて、薬がものすごく効いて、一気に楽になりました。
本当によかったです。
病気だけは辛いですね。
健康が一番大事だと改めて認識した次第です。
りょうこさんもあまりご無理なさらないように!
たまこ拝
大変でしたね。うちの夫も四年くらい前になりました。長期休暇中の旅先で。頭に湿疹ができて、何日か前に行ったペイントボール対戦でかぶったヘルメットからうつったと素人判断してたんですけど。
返信削除帯状疱疹って雅子様がかかってたやつですよね?それとは違うのでしょうか?
なんにせよ色々とアメリカ新生活を身を持って体験。もう次に何が来ても大丈夫でしょう!
陸太太さん、
返信削除そうです、雅子妃が罹っていた病気です。
私は幸運にも軽症だったようです。
たぶん、ご主人もお疲れだったんじゃないでしょうか?
本当に体は正直ですよね。
もうトラブルはご免ですが(笑)、いろいろ免疫付いてきたでしょうか。
ありがとうございます!
たまこ拝