アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2015/11/05

現地校2か月の息子の英語力 - 6歳1年生 -

An Elephant and Piggie Book
画像は、先日の先生との個人面談で紹介された本。
Amazon.com: Mo Willems: Books, Biography, Blog, Audiobooks, Kindle
この中でも [An Elephant and Piggie Book] シリーズがお気に入りだそうだ。

図書館でさっそく借りてきたのだけれど、確かにすごく面白い。
文字が読めなくても何となくストーリーを追えるのもよかったんだろう。
息子が家でもこの本の話をしてくれて、内容に関してはほぼ理解しているみたいだった。

日本でも、「ぞうさんぶたさんシリーズ」として、すでに翻訳本が出ていた。
(著者詳細情報)モー・ウィレムズ(もーうぃれむず) | 絵本ナビ | 作品一覧・プロフィール
さすがクレヨンハウス。

***

現地校へ通ってすでに2か月。
担任の先生がおっしゃる通りで、この2か月を乗り越えて、息子も特に不平をもらすことなく通えるようになってきた。
1年生だったのも良かったのかもしれない。

毎週出される [Spelling Word]* の課題のうち、phonics pattern として、今週は "short o" の単語が出された。
got, fox, pop, not
の4単語。
* 毎週、10単語の課題があり、金曜日にテストがある(息子はたぶんテストを受けていない)。毎日違った形式での宿題が出される。

たぶん、意味はわかったりわからなかったりだけれど、4つとも正確に読むことができた。
fox に関しては、「キツネ」と対応する意味も理解していた。
学校での絵本の読み聞かせやELLのおかげかもしれない。

Sight Words として他に以下6単語あったが、こちらは phonics pattern に当てはまらないため、読むのは難しい。
her, she, now, today, our, would
しかも、日本語では説明しづらい単語も多い。
ただ、息子がこれらを見て、"she" の "s" を "t" にしたら、"the" になるね、と言っていた。たまげた。
これも以前に書いたELLアプリ、CORE 5でさんざん "the" を練習させられたかららしい。

さらに、これらの単語を使って短文を作って提出するという課題がある(作文自体は私がやっている)。
"our" を使った文、
Let's do our best.
を書かせた際、「学校で先生が言ったりしない?」と聞いたら、
"Try your best." なら、よく聞くよ。
と返ってきた。おおお。
"best" が聞き取れているということだ。

そうそう、算数の教育アプリ [Dreambox] で、「58より8少ない数字をクリックして」みたいな、音声だけを頼りに解答する問題がたまにあるのだけれど、それもほぼ聞き取れているようだった。

余談だけど、日本語で先生に3人称を使って「彼女が言っていた」とか「彼女に伝えて」って言うのは失礼な表現だけど、"She said something." とか "Tell her something." なんかは別に失礼じゃない。
ネイティブの子が自分の親に向かって "I told you ..." とか言っているのを聞いて、驚いたことがある。確かに英語だと別に問題ない。でも、日本語で「あなたに言ったよ」なんて親に対しては言えない。

というわけで、2か月英語漬けでここまで息子の英語力が進歩していて、本当に驚いた。
息子は、魂が頭の上にふわふわと浮いていると思われることが多く、聞いているのか聞いていないのか、おそらく浮遊している魂は別の所に飛んで行ってしまっているんじゃないかと常々思っているんだけど、それくらい集中力が信用できないレベルの子でも、このくらいまで行けるというのは予想外だった。

***

それで。
心配になってきたのは、むしろ日本語の方である。
会話は、まあ…えーと…問題ない。
読み書きがかなり怪しくなってきた。
そもそも、ひらがな・カタカナが読み書きできるようになって日も浅かったのがいけなかった。
補習校のプリントで「ふ」と「む」が、下記のように書いてあり、減点されていた。



すごくまずい事態ではなかろうか??

補習校の宿題をやりながら毎回、「息子が日本語できなくなっちゃったら、お母さんがとても悲しいから、がんばって覚えようね」と訴えているのだが、歯止めが効かなくなる日も遠くないような気がする。
本の読み聞かせだけでも続けなくては!

***

最後に。
冒頭で紹介した [An Elephant and Piggie book] が、Youtubeにあったので、ご興味あれば。
すごく面白いです。

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