アメリカで生まれて、そのままアメリカのスケジュールで予防接種をしていれば問題ないはずだけれど、日本のスケジュールとは若干異なるため、注意が必要です。
※最終的には、医療機関でチェックしてもらうのが一番いいと思います。
CIS (Certificate of Immunization Status)
予防接種証明のことで、現地校編入学の際にも必要となる書類の一つである。
Certificate of Immunization Status Form - Bellevue School District
BSDからのリンクだけれど、ワシントン州が学校入学の際に提出を義務付けている書類である。
BSDからのリンクだけれど、ワシントン州が学校入学の際に提出を義務付けている書類である。
CIS form 一部 |
入学に必要な予防接種
昨年度のものだけど、BSDが入学要件としている予防接種表を再掲出。Immunization Requirements 赤字は私による追記 |
- B型肝炎 (Hepatitis B (HepB))
- 三種混合 (DTP: Diphtheria ジフテリア, Tetanus 破傷風, Pertussis 百日咳)
- ポリオ
- MMR (MR (Rubella 風疹+ Measles 麻疹) + Mumps おたふく)
- 水痘 (Varicella (VAR), "Chickenpox" と表記されることも)
この中で、日本で任意接種のものは、おたふくのみ。ただ、定期接種になったのが最近のワクチンに関しては、注意が必要(後述)。
予防接種、日米比較
ちょうど先日、ジャングルシティに予防接種関連記事が載っていた。アメリカでの子どもの予防接種(immunization) | シアトル最大の日本語情報サイト Junglecity.com
先の CIS にもリンクが貼ってあったのだけれど、疾病管理予防センター (CDC) が出しているスケジュール表がある。
Immunization Schedules | CDC
Recommended Child and Adolescent Immunization Schedule 2019 (pdf)
ジャングルシティに貼ってあったのは、Friendly format である。
2019 Combined Recommended Immunization Schedule for Persons Aged 0 through 18 years
そして、こちらが現在の日本のスケジュール表。
予防接種スケジュール- Know VPD! (すごく見やすい)
ざっと比較してみた。
- 四種混合 (DPT-IPV) / 三種混合 (DPT)
四種混合(日本)と三種混合(米)で混乱しがち。
日米ほとんど同じスケージュールだけれど、アメリカでは4歳以降に三種混合、ポリオ (IPV) ともに追加接種が必要なので、回数が足りていても4歳以降にポリオの接種が必要になるかもしれない。
また、四種混合自体が2012年からなので、それ以前のお子さんは要確認。 - MR (風疹・麻疹) / MMR (MR+おたふく)
日米でスケジュールにほとんど違いはない。ただ、おたふくは日本では任意接種となっているため、接種されていないお子さんも多いかもしれない。 - 比較的最近定期接種になったワクチン
これ以前に生まれたお子さんは、接種していない可能性があります。
B型肝炎 2016~
肺炎球菌 2013~
四種混合 2012~ (それまでは三種混合)
水痘 2014~
*太字は現地校入学に必要なワクチン
医療機関で検査を
保険の種類にもよるけれど、アメリカでは予防接種は基本的に無料なので、日本で無理して接種してくるより、アメリカの医療機関でした方が、学校のこともわかっている上、証明書も出してもらえるし、むしろ得&楽かもしれない。心配であれば、一度医療機関で免疫検査をしてもらい、改めて足りないものを接種してもらったり、書類に記入してもらったりした方が安心ではある。
ParentVUE
ここからは余談です。生徒番号が採番されると、生徒管理システム (StudentVUE / ParentVUE) にアクセスできるようになる。
Grades & Attendance – Bellevue School District
Activate の仕方などは過去記事参照
アメリカ現地校のIT化 -ベルビュー学区の場合-
このアプリはとても便利。予防接種が完了しているかどうか、学校がどう把握しているかも見ることができる。
PCで。息子のもの |
スマホで。 |
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