量自体はそれほどでもないのだけれど、質があきらかに濃くなっている。もう、ぎっちぎちに詰められている。
- Spelling が難しい
2年生までは、実際のつづりを知らなくても phonics で乗り切ってきた単語テストだったのだが(全体を通して9割くらいは取れていたように思う)、3年生になって、なかなか満点が取れなくなった。
たとえば、
screen → screan
sailboats → saleboat
といった具合である。惜しい。惜しいけど、確かに勘だけでは正しく書けないかも。
本人もわりとがっかりしていて「先生がこれからどんどん難しくなるよって言ってた」、とさらにがっかりしていた。先生、もっと励ましてあげて。 - Grammar が入ってきた
英語の文法は、日本語に比べると例外も少ないし学習しやすいと思う。それでも8歳の語彙力に合わせて説明するのはなかなか苦労する。
subject (主語) を書き出せ、とか平叙文を質問文に直せとか、一般名詞と固有名詞とか (noun の概念を教えるのが大変)。公文とか行った方がいいのかしら(面倒くさい)。 - Math と算数に違いが出てきた
今までは、補習校の算数と同じようなことをやっていて、さらに補習校の方が進んでいたのでかなりアドバンテージがあったのだけど、最近は同じ単元でもアプローチが違っていたり、書き方が違っていたり、それくらいならまだいいんだけど、多角形や面積、あと英語だと thousand, million, billion...と3桁で単位が変わるので、その区切りの練習とかとか、もちろん算数との接点も多いのだけれど、宿題を見る方もこれは何のことをおっしゃっているのやら、ということが増えてきて宿題にかかる時間も比例して増加傾向である。
英語で掛け算どうやって覚えるのかしら、と思っていたら、"Math Facts" という考え方があることを知った。先生がやたらと「毎日 "Math Facts" やりましょう。車での移動中など、5分でもいいです」などと何度も言っているので気になってしらべたら、これが九九に当たるものだということが分かった。
ただ、Math Facts はかけ算のみならず、四則演算すべてのことを言っていて、1から12まではマルッと覚えてしまいましょう、という考えらしい。
"Math Facts" で検索すると、学習サイトがいっぱい出てきた。たとえば↓
Math Fact Practice! Play Kids Games - 文章読解に力を入れ始めた
補習校の課題もその傾向はあるが、現地校はそれが顕著である。
O.T.T.E.R (= our time to enjoy reading) と呼ばれる時間がある。最初、「ラッコ?ラッコの時間って??」とびっくりしたんだけど、単なる読書の時間ではなくて、Guided Reading を行う時間だそうである(担任に直接聞いた)。
Guided Reading というのは、生徒をレベル別に4人くらいのグループに分けて、グループごとにReading 指導を行うことを指すらしい。
内容は実際見たわけではないので細かいことはわからないのだけれど、課題文を読み、それを理解できているか説明させ、さらに子供たち同士で意見交換をして、最後に再読していくことによって、語彙力や表現力、読解力を高めていく。
ていうか、ビビる。息子はどうやって乗り切っているのだろうか。日本語でもできそうもない。
他に、カリキュラム・ナイトで書いたように、Smarter Balanced Assessment に向けて(?)毎週ノンフィクションあるいは informational text を読んで、簡単な comprehension check をこなす宿題が出ている。
これも息子は壊滅的にできないので(言語の問題もあるが、主に読解力が問題である)、頭を悩ませている。
これは言語学習よりももっとずっと本質的で大事なことだと思う。
どんなに英語が流暢に話せても仕事ができない人というのはやっぱりいるし、英語が下手くそでもがんがんディベートできる人もいる。
とは言え、やっぱり英語はできた方が息子も円滑な学校生活が送れるようになるので、それはそれで何とかしたいとは思っている。
これも難しいところで、体をいっぱい使ってドロドロになるまで遊べるのは小学生のうちだし、私と違って補習校まで行って勉強していることを思うと、これ以上勉強に時間を割きたくないというのも本音である。眠っている間に学習させる方法とかないかしら...
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