マイナンバーがほしい

マイナンバーがほしい。

うちはちょうどマイナンバーが配布されるという2015年10月より遡ること３ヶ月、７月に渡米してしまったため、あと一歩のところでナンバーが間に合わなかった。

もう一度言いたい。

マイナンバーがほしい。

なぜマイナンバーがないと困るかというと、一番大きな理由は、海外からの入金ができないからである。
海外からの入金に当たって、入金される銀行口座にマイナンバーを知らせておかないと、入金を拒否られるのである。
高額な手数料を取られたのに入金はされないし、さらにそのお金を元に戻すにも手数料がかかるので、ただただ手数料としてお金が消えていくだけなのだ。
もちろん、現在は経過措置として、まだマイナンバーを届出なくても入金してくれるみたいだけれど、将来的にはどうしてもマイナンバーが必要になるので、取れるうちに早めに取ってしまいたい。

はっきり言っておこう。
これは、私のお金だぞ！
結局、私たちのような小市民が搾取されていくだけじゃないか。

現在、日本に残してきた銀行口座にはわずかばかりの日本円が残っているのであるが、それもいよいよ底をつきそうである。お金には困っていないが、日本円に困っている。
日本で滞在する際、どうしても現金が必要になることはよくある。全部クレジットカードで支払できるわけじゃない。

基本的に、海外に出た人間は、マイナンバーの有無とは関係なく、以前から日本で銀行口座を持つことはできないことになっている。本来は、住民票を抜くと同時に、銀行口座も解約しないといけない。
だから、表向きは

銀行口座を持っている＝マイナンバーを持っている

ということになる。
海外在住者とマイナンバー制度。海外送金と口座開設ができなくなるってほんと？ | T.O.E.

海外で持っている自分のお金を日本の自分の口座に送金して何が悪いんだよ。だって、自分の資産だよ？そんなルール勝手に決めやがって、自分のお金を自分でどうにもできないなんておかしいじゃないか！

＊＊＊

この夏、また息子を日本の小学校に体験入学すべく帰国してきたので、意を決して住民票を取ることにした。マイナンバー取得には、住民票が欠かせないのである。他の選択肢はない。いっぱい調べたけど、最後には
「住民票を取りましょう」
の一択しか我々には残されていない、という血も涙もない回答しか得られなかった。
※ 前回の記事で書いた、「住民票を取った」最大の理由はこれである。

これは、正直言って、いろいろ面倒だし、できることなら住民票なんて入れたくなかった。
昨年の所得はないので、住民税は発生しないものの、国保に年金の支払い義務が発生するし、そのたびになけなしの日本円を捻出せねばならず、さらに私は将来のために年金を任意加入したいので、また任意加入の手続きをせねばならなくなるのだ。

面倒くさすぎる。

どれくらい面倒くさいか書こうと思ったんだけど、ググったらいっぱいでてきた。みなさんご苦労さまです...
一時帰国で「住民票」戻すための条件やメリット、デメリットをまとめます

さて、私は無事にこの一時帰国中にマイナンバーを取って、各金融機関に届け出ることができるのであろうか。