アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2017/06/21

図書室ボランティアが終わりました

司書の先生からボランティアありがとう、といただいたハンドクリーム
現地校も年度末。
10月から始めた図書室のボランティアもとうとう終わってしまった。
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現地校で図書室のボランティアを始めた

学校はもうちょっと続くんだけど、図書室は棚卸し作業に入り、6月上旬で貸し出しを終了し、あとはボランティアを募って本の整理整頓に入るのだ。1年間で書棚がぐちゃぐちゃになったところを、きれいに並べ替えて、並べ終わったところにはビニールテープを貼る。
ライブラリーの時間は本を出すことができなくなるので、どこかにストックしてある小学生用の雑誌を読んだりして過ごす。

日本の小学校でも一度整理整頓ボランティアに参加したことがある。
その時も本の並べ替えと、壊れた本の修繕などをやった。
でも、日本の場合は定期的にちょっとずつやるという感じで、年度末に一気にボランティア20人も募って、というのとは違っていたと思う。そもそも、現地校ではボランティアのコーディネーターがいて、彼女がボランティアを仕切っていた。司書の先生は、基本的には子供を教える以外は何もしない。

ところで、確かに週に1度、変な時間帯にたった40分くらいのボランティアのために学校へ行くのは、面倒ではあった。あーもー、めんどくせえなー、と思いながら学校へ行ったことも何度もある。
でもね。
行くとやっぱり楽しくなっちゃうんだよな。
本当にやたらと話しかけてくる子がいたりして。英語わからなくてごめんね、と思いながら顔芸でごまかしたりね。

大人と話すのが好きな子とそうでない子がいるので、あとは私との相性もあるし、クラス全員と仲良く...というわけにはもちろんいかなかったけど、顔と名前を憶えられたし、クラスの人間関係ものぞき見できたし、司書の先生にも感謝されたし、担任の先生とも顔を合わせるし、メリットは大きかったと思う。

そうそう、あと、子供たちに顔を覚えてもらえたのも大きいと思う。
息子は、家を出る直前に大きい方をもよおしてしまってスクールバスに間に合わないことがしばしばあるんだけど、そんな時は車で学校まで送っていく。仕方なく。
それで、ラインになるところまで息子と一緒に行くと、クラスメイト達が
「息子くんだ!息子~!」
みたいな感じでわーっと来てくれるんだけど(毎回大歓迎してくれて、びっくりする。あんたたち、毎日会っているんじゃないの?)、息子だけじゃなくて私のところに来てくれる子も何人かいる。
この間は、小さなカブトムシのメスみたいな虫を持ってきた子がいて(自由だな)、"beetle!"って見せてくれた。単純にうれしい。

ワンタイムのボランティアとは違う、「ちょっとを長く」続けることの良さを実感したのでした。
来年も時間帯さえ悪くなければやってみようかな...いやでも面倒くさいかな...

何度も言っていますが、図書室ボランティアはお勧めですよー。

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