一人っ子だし、それくらいは貢献しないと。
息子の通う現地校の校長先生は、
「とにかくボランティアしてください。学校とかかわってください。英語ができなくても、できるボランティアはたくさんあります」
と事あるごとに言い続けている。
近年、ベルビューはアジア人が増加していて、学校の生徒もそういった生徒たちが増えてきたにもかかわらず、非英語圏の保護者のボランティア参加率が低いのかもしれない。
ただの想像だけど。
校長先生がそうおっしゃっても、やっぱり現場は
「おっと、この人は英語あまりできないのか、困ったなー」
みたいな空気が流れることが多々ある。少なくとも私は感じる。
もちろんみんな親切だし、とくにこの辺りはリベラルだから、そういったことで差別的な扱いを受けたことはないんだけど、やりづらいのは確かだよね。
逆の立場を考えればよくわかる。
だから結局、鉛筆削りボランティアとか、ワークブックのミシン線をひたすらびりびり破るボランティアとかやったりしてきたんだけど、そういう仕事はネイティブの保護者にとっても「おいしい」ボランティアなので、すぐにいっぱいになる。
実は、そういう軽作業は、仕事自体が楽な割に教室の後ろで作業させてもらえるので、特等席で授業参観できるようなものなのだ。
最後に担任の先生が、わざわざ「これが息子さんの作品ですよ。素晴らしいでしょ?」みたいに、気を使って話しかけてくれたりするし。
前置きが長くなったけど、それでもボランティアお勧めです。
学校に行くと、少なくとも子供は喜んでくれる。子供の学校での様子も少しわかる。
他の日本人のお子さんも日本語で話せる!みたいな感じで「おはよう!」とか「ありがとう!」とか言ってくれる。
ベルビュー学区(BSD)でボランティアをする際は、登録が必要である。
だれでもウェルカムではない。素性のわからない人間はお断りなのだ。
でもこれも面倒くさいし、ボランティアに踏み切れない理由の一つではあるよなぁと思う。
登録用紙は学校のオフィスに行けば常備してあるけれど、BSDのサイトからもダウンロードできる。
Volunteer – Bellevue School District
いろいろあるけれど、この中の "Parent Volunteers" が一般的なボランティアのもの。
犯罪歴がないかなどのチェック項目がある辺りがアメリカっぽい。
児童性犯罪とか怖いし。うそを書いてもバレるんじゃないだろうか。
このフォームと一緒に運転免許証(コピー取られる)を学校オフィスに提出する。
これが精査されて、のちにボランティアとして登録されるようだ。
「登録されました」みたいな連絡は来なかった。
でも、オフィスに行ったら私の名前の書いた名札が飾られていたので(Family name順にバッヂが並んでいた)、承認されたんだろう。
あとはボランティアに参加する際、オフィスでチェックイン/アウトして、バッヂをつけて作業をするだけ。
ここまで来れば、自分の勇気一つでサインアップするだけ。
今まで、アメリカ現地校でがんばる日本人保護者のボランティア活動ブログをいろいろと読んだけど、やはり言葉の壁を感じている方は少なくなかった。
私もがんばろう。
たまこさん
返信削除お久しぶりでございます。
いつも楽しく、興味深いトピックを拝読しております!
たまこさんは、これまで時々ボランティアされてますよね?
ボランティア楽しいですよね?
実は、私も分野は全く違うし、子供がいないので話はだいぶズレてしまいますが、Pacific Northwest Balletっていうバレエ団でのボランティアを先月から始めたばかりです。
そんな私からも、どんなボランティアであってもオススメだと思います。
そう、たまこさんの仰るとおり「勇気を出して、まず1歩」だと強く思います。
ところで、夏に日本に一時帰国して、先月こっちに戻って来てからというもの、就活やら色んな問題が山積みで、えらく落ち込んでたんですが、たまこさんのブログを拝読しては、いつも元気を貰っております!!!
そんなこんなですが、今度折を見て是非とも一度お目にかかりたいですぅ〜!
近々、ご連絡させて頂きますので、何卒宜しくお願い致します。m(_ _)m
renkonさん、
削除こちらこそ、いつもありがとうございます。
アメリカはボランティア参加の敷居が低いので、手軽でいいですよね。
日本のようにボランティアという名前の強制労働もありませんし(笑)
タダでいろいろ経験させてもらえるのは、本当にいいと思います。
バレエ団のボランティアってそれも楽しそうですね!
ぜひお会いしましょう~♪
嬉しいです。
ご連絡お待ちしています!
たまこ拝