(1年とはいえ、2ヶ月の夏休みがあったから、実質8ヶ月?)
実は、見た目はほとんど変化がなく、しばらく書くことがなかった。
今もあまり...そんなに会話ができない。
確かに最初の半年くらいはみるみる上達していて、さすがすごいなー、と思っていたのだけれど、phonics を習得したあたりから、上達曲線が緩やかに(肌感覚としてフラットに)なってしまった。
よく、英語の習得は階段に例えられる。
一定期間の安定期があり、突然ブレークスルーしてぽんっと伸びる、といった具合である。
長い安定期なのかもと思っていたのだけれど、さすがに、ちょっとどうなんだろう、と不安になっていた。
日本語さえ何とか年齢相応ならいいかなー、などとあきらめも入りつつあり...
新学期が始まって、ようやく宿題らしきものが出た。
Readingを毎日30分。それだけ。でも30分。
保護者宛の宿題に関する手紙が入っていた。
読む力をつけるには、読むことが一番です!という、当たり前のことが書いてあった。
「読む」ことが、どの教科を勉強するにあたっても「肝」となります!
知っている。知っているんだ...でも、それをさせるのがなかなか大変だし工夫が必要。
30分の読書をさせるにあたり、昨年お世話になったReadingサイト、RazKids は現在先生方が新年度用に設定中のようで使えず、仕方なく図書館で数冊借りてきた。
日本と違って、英語は本がレベルごとにカテゴライズされていて、選びやすい。
※RazKidsについては、「アメリカの小学校で使っている教育アプリ」にて。
今回のセレクト↓
Pete the Cat: Play Ball!
中はこんな感じ |
意味も何となくわかっているようだった。
途中で笑ったりつっこんだりしていた。
(Pete は優秀じゃないんだけど、自己肯定感が非常に強いのだ。)
へええ...
息子は息子なりに、少しずつ進化しているみたいだ。
そのうち、マーライオンのごとく英語があふれ出てくる日が来るかもしれない。
気長に待とう。
この Pete the Cat シリーズはリーディングビギナー用としてわりと人気がある。
歌にもなっていて音楽の授業でもやるし、話もけっこうおもしろい。
***
この春、近所に渡米されてきたご家族の中に、息子と同い年のすごく気の合う子がいた。
最初から波長が合っていて、いきなりトップスピードに入った。
来る日も来る日も放課後は一緒に遊び、現地校でも休み時間はその子と遊び、補習校でも遊び、つまり、ほぼ毎日その子とべったりと遊び続けているのだ。
仲良しができて本当によかった!と思っていたんだけれど、英語という側面からすると、上達への一つの壁になることは間違いないと思う。
相手のお子さんにとっても。
でも、今は英語ができるようになるより、楽しく学校へ通ってくれる方が息子にとってはいいと判断している。
先生からの手紙には「読むことを学ぶことから、学ぶために読む、に移行していきます」と書いてあって、ちょっと...焦りがないわけではないけれど。
***
その先生の手紙の最後に、Dr.Seuss の言葉が載っていた。
The more that you read, the more things you will know.美しい「The 比較級, the 比較級」構文だった。
The more that you learn, the more places you'll go.
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