アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2020/04/01

Census 2020 - アメリカ国勢調査

毎日散歩しているので花の写真ばかり増えている
COVID-19, 新型コロナウイルスの行方が気になるところですが、あっという間に4月1日、CENSUS 2020 がスタートします。

CENSUS 2020 とは

CENSUS とは、国勢調査である。
各家庭に封書が届いていないだろうか?
うちに届いた封書
この国勢調査は10年に一度、4月1日に行われるものだそうである。市民権の有無、ビザのステータスは関係なく、そして法で定められているため、すべての世帯が回答する必要がある。
日本語のフライヤー (pdf)

CENSUS 2020 のサイトにも書かれている通り、この調査はデータ化されてさまざまな分野の予算配分などに使用される、とても重要な調査なのだそうである。

CENSUS 2020 の質問内容

これは日本語でも回答できるようになっている。
2020年国勢調査 | アメリカ合衆国国勢調査局
このページの真ん中あたりに、オンラインでの入力方法を解説する動画がある。これを見てもらえばわかる通り、最初に12桁の CensusID を入力するのだけれど、これは Census2020 から送られてきた手紙に書かれている。このIDと住所が紐づいているらしく、IDを入力すると、自動で住所が表示され、この住所で間違いないか、と確認される。あとは、質問に従って回答するだけである。
質問内容はここからも確認できる。
2020 Census Informational Bilingual Questionnaire
2020年国勢調査ガイド (Japanese Language Guide)
いろいろ書いていあるけれど、世帯の構成員すべてに対して回答が必要なので長くなっているだけで、内容的にはほぼこれだけしか聞かれていない。
  • 世帯の構成員すべての名前
  • 構成員の生年月日と年齢
  • 持ち家か賃貸か
  • 人種

調査スケジュール

この日本語のプレスリリースを読んでもらえると、アメリカでの国勢調査の本気度がわかると思う。
2020年国勢調査の案内がアメリカ合衆国の各世帯に届くまであと1カ月
<一部抜粋>
3月12日~20日: 最初の案内が届く
3月16日~24日: 回答を促す手紙が届く
3月26日~4月3日: 未回答世帯に回答を促すハガキが届く
4月8日~16日: 依然として未回答の世帯に、今度は調査票とともに封書で届く
4月20日~27日: 最終のハガキが未回答世帯に届く。回答が得られなかった場合は、国勢調査員がフォローアップの訪問をすることが書かれている。
5月13日~7月31日: この期間内のいずれかの日に、未回答世帯に調査員が訪問する。

最新情報はこちら↓
News Releases, Press Releases, Tip Sheet Statements

COVID-19 の影響で、調査員が直接会いに行くのは避ける方向にあるようである。5月13日以降の訪問は、極力避ける方向で調整しているようである(それはそうだ)。
調査員は通訳がつくわけではないようだし、当たり前だけどオンラインでの回答が一番楽で簡単ですぐに終わるので、できれば早めにオンラインで回答することをお勧めします。

回答して住みよい街に(笑)

おそらく人口に対する予算配分などが大きな目的かと思う。
だから、回答にどんなメリットがあるかというと、もちろん直接的なメリットはないんだけど、アジアンの割合が増えたとなれば、行政としてもアジアンを重要視するようになるとか、アジアン向けのビジネスが展開されるようになって住みやすくなるとか(データは公開されるので、企業が見ている可能性がある)、長期的に見て、住環境が良くなるというメリットがあります(たぶん)。
ジャングルシティでも検索してみたら、いくつかの記事にCensusのデータが使われていた。
例)シアトルの人口が過去最大に 増加率では全米1位 | シアトル最大の日本語情報サイト

短期の駐在の方にはあまりメリットないかもですが、これから来るであろう将来の駐在員家庭のためにも(あとは調査員の訪問とかうざいので)、なるべく帰国前、期日中に回答いただけたらと思います。

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