アメリカの感染者数が
とうとう、アメリカの新型コロナ感染者数が中国・イタリアを抜いて世界最大になったようです。この2日が最大の増加数だった。Coronavirus COVID-19 (2019-nCoV) |
日本の首都圏が
日本は、新型コロナ感染者数の増加が抑えられている特殊なケースであった。ところが一転、首都圏の首長が週末の外出を自粛するよう要請しだした。つい先週、そろそろ学校再開してもいいのでは、みたいな話になっていたはずなのに。そのころ、悲痛な訴えをしていた教授↓
西浦・北大教授「助けてほしい」解禁ムードを危惧(m3.com) - Yahoo!ニュース
結果的には、この教授が訴えていらしたように、それなりの対策が取られそうな感じではある。やはり、ここ数日の急激な増加がものを言ったんだろう。ちょっと本当にまずい局面に来ているのかもしれない。
記者会見の様子 BuzzFeedより |
日本の状況は、東洋経済が厚労省のデータを元に編集しているこのチャートがダントツ見やすいです。
新型コロナウイルス 国内感染の状況
3月中旬からの感染者数がぐんぐん増加しているのがわかる。
東京23区はニューヨークよりも狭い上、人口も多い。たくさんの人口流入もある。ニューヨークの状況を考えると、東京はもっと深刻な事態になる可能性だってある。
< 東京23区 / ニューヨーク市域 > データ出典: ウィキペディア
面積: 約630㎢ / 800㎢
人口: 約970万人 / 800万人
人口密度: 約1.5万人/㎢ / 1万人/㎢
もちろん、いつかは終息するはずだけれど、自分の故郷が壊れていくのを傍観しかできないのはとても辛いです。このウイルスが終息した後も、変わらずにいてほしいと思うのはぜいたくだろうか…
グラフやデータをチェックする毎日です
ワシントン州もマイルドロックダウン(と私は勝手に呼んでいる)に入って数日。毎日チェックしているデータはこの2つ↓
Coronavirus COVID-19 (2019-nCoV)
Coronavirus map: Tracking cases in the U.S. and around the world - Washington Post
これを毎日見ているだけで気分が落ち込んでくる。この大きな数字の向こうで戦っている人たちを思うと、本当につらい。欧州のニュースを見ていても、明るいニュースがほとんどない。
生データを置いてくれているサイトもあった。
The COVID Tracking Project - Most Recent Data
各サイトのデータのトラッキング方法などの違いなのか、数値にじゃっかんの齟齬が見られる。でも、誤差もそれほど大きくないので傾向を見るだけなら問題ないと思う。
せっかくなので、そのデータを使って、私の見やすいように加工してみた。
感染者数と死者数の推移(全米およびニューヨーク州とワシントン州)3月26日現在
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こうして並べてみると、確かにアメリカで最初の感染者が出たのはワシントン州ではあるものの、ニューヨークは短期間で爆発的に感染が広がったのがわかる。
全米のデータがニューヨークのデータ傾向とほぼ一致している。今まで欧州にばかり気を取られていたが、アメリカ東海岸が急激に悪化している。もちろん、西海岸だって、対岸の火事ではない。
時系列データとしては、こちらのサイトも;
COVID-19 Coronavirus Tracker – Updated as of March 26, 2020 | The Henry J. Kaiser Family Foundation
Coronavirus (COVID-19) live map tracker from Microsoft Bing
Stay Home. Stay Healthy.
私は、何かわからないものにおびえて小さくなって過ごすよりは、自分のできる範囲で現状を把握している方が心穏やかに過ごせるのでそうしている。ニュースサイトも見ることもあるけれど、不必要に不安になるので、ただひたすら数字を追っている方がまだ精神的に楽である。今も世界のあらゆるところで死と戦っている人がいるということを、数字から想像する。お願いだから、世界中で行われている対策が功を奏しますように。今日健康な人が、明日も健康でありますように。
Stay Home. Stay Healthy.
↓データソースさえ間違っていなければ、数字は数字でしかなく、誰の意思も反映されていません。ポチッとしていただけたら嬉しいです↓
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