今春!
満を持して!
リトルリーグに!⚾
参加してきました!!
始まりはキャンプ
もともと、だんなさんが元リトルリーガーだったということもあって、ずっと野球をさせたいと思っていたようなのだけれど、そういう自分の希望をあまりゴリ押ししてこないので(多分面倒くさいだけ)、察しのいい私が、ベルビュー市でやっている野球レッスンに息子を参加させたのが始まりであった。Youth Sports - Parks and Community Services
これで、まんまと息子は野球にはまってしまった。
この野球レッスンコーチの Steve Goucher なる人物はなかなか教えるのがうまいらしく、子供たちは毎回楽しそうである。ちょっと野球かじりたい、という方にはおススメ。
ベルビュー市のリトルリーグ
ベルビュー市にはマーサーアイランドも含めて4つのリーグがある。League Finder - Little League
Bellevue West: だいたい 130th Ave あたりから西側
Bellevue East: 上記より東側
Bellevue Thunderbird: I-90 より南側
Mercer Island: マーサーアイランド
Bellevue East: 上記より東側
Bellevue Thunderbird: I-90 より南側
Mercer Island: マーサーアイランド
登録自体はWebで誰でもできる。
リトルリーグというと、日本ではだいたい3,4年生くらいから入部して、5年生くらいまで練習だけで試合に出られなくて、入ったら通年で何年も続ける…みたいなイメージだけれど、アメリカではあまり同じスポーツだけに特化して練習させることを好まない。だから、シーズンは一応6月で終わる(オールスターに参加する子は7月まで)。
チームも年齢で分けられており、息子の場合は AAA(トリプルエー)という9歳チームである。全員だいたい同い年なので日本のような上下関係ももちろんなく、よって補欠もない。9人以上集まった場合でも全員打順が回ってくるようにしてあるし、守備は回ごとにベンチ入りプレイヤーを入れ替える。
全員が楽しめるようなシステムである。
だいたいにおいて、みんなわりと気軽に入ってくる。
チームスポーツなのでなるべく欠席しない方がいいわけだけれど、途中で全然来なくなる子もいたし、反対に途中から急に参加率上がる子もいた。
息子も最初は練習はともかく、試合も土曜日だけは欠席していた。
トーナメント戦が始まったころから、さすがに補習校とか行っている場合じゃねぇぞ、みたいな雰囲気になってきて、最後は時間帯によっては休んじゃおうかとまで考えていた(結局、早退でなんとかなった)。
どうも、私は入れ込みすぎるきらいがある。
スタートはほとんど初心者
息子も多少ベルビュー市のキャンプで野球経験はないわけではなかったけれど、ほぼビギナーで入部した。最初はこんなど素人で入っちゃっていいのだろうか、とビビっていたのだけれど、もっとひどい子も楽しそうに参加していたので、そんなに気構える必要はなかったな、と思う。でもさ、やっぱり子供たちの成長がすごいの。
最初はあんなに下手くそだったのに、試合にもならなくて、本当に何の修行だよ、というレベルだったのに、最後は試合らしくヒット打って取ってアウトにする、みたいなレベルまでいくんだから。
そうなると、観戦としてもなかなかおもしろかったし、自分の子供も出ているし、子供たちも自信が出てくるからなるべく試合を休みたくなくなるし、親もだんだん前のめりになってくる。
息子が打席に立ったりすると、胃がキリキリするというか落ち着いてなんか見ていられないわけなんだけど、失敗したのが悔しくて一生懸命練習したりして、試合以外にもけなげにがんばってきたこともわかっているし、おそらく他の子たちもすごくうまくなっているので、同じように陰で努力しているんだろうことに想像が及んだりすると、試合なんかかすんだり滲んだりで見えなくなっちゃったりするんですよ、わかりますか?
楽しかった、本当に楽しかったです。
チームスポーツ最高だな。
リトルリーグのスケジュール
どこもだいたい下記のようなスケジュールで毎年動いている。10~11月ごろ: Registration
1月: Placement test (チーム分けテスト)
2月: 練習開始
3月: 練習試合
4~5月: リーグ戦
5月中旬~: リーグ内トーナメント
5月末~6月上旬: ベルビュー市トーナメント
6月下旬~: オールスター
さらに、7月は別途サマーリーグがあったりする(別料金)。
このリトルリーグは、ほぼ保護者のボランティアで成り立っている。だから、金額も破格である。だいたい$250くらいで半年くらい楽しめる。徴収はその一回こっきりである。すごい。日本みたいにナントカ係みたいなものを強制的に押し付けられることもない。みんな和やかに進められていく。
また、日本と違うのは、毎シーズン新しくメンバーを募る点である。6月でほぼすべてのスケジュールが終わり、終わると同時にチームは解散となる。翌シーズンもやりたければ、また秋ごろ改めて登録する。コーチやアシスタントコーチもそのタイミングで召集される。
逆に言えば、だから、手軽に楽しめる。シーズンオフにはほかのスポーツをやっている子もとても多い。
保護者ボランティア
ボランティアはだいたい下記のようなもの。- コーチ・アシスタントコーチ
- スコアラー(持ち回りでできる人だけ)
- スナック当番(チームによる)
試合のたびに、持ち回りでチップスなどのおやつと飲み物を準備し、子供たちに配布する。謎の係だった。びっくりした。なくてもいいんだけど、子供たちも期待しているので、やりだすとやめられない。
スナック当番のオーガナイザーがいる。 - 主審・塁審(リトルリーグ協会?から派遣されてくる)
スポーツ専門ツール TeamSNAP
スポーツ全般取りまとめツール、TeamSNAPTeamSnap Sports Team, Club & League Management App
登録をすると、支払いの段階からこの TeamSNAP に飛ばされる。
スケジュールから出欠管理、チームメンバーへの一斉メールなど、このアプリで一括管理されてとても便利である。スマホにアプリを入れておくと、スケジュールなどがアップデートされるたびに通知が来るようになる。
スポーツ専門ツールがあるっていうのが驚きだよね。
確かにめちゃめちゃ便利。スコアの確認もできるし。コーチの負担もこれでだいぶ減る。
さすがのスポーツ大国である。
反省点
シーズンが終わって、やはり心残りは他の保護者とあまり関われなかったこと。挨拶はするけれど、結局、「あら、この人はどうやら英語が不自由みたい」と思われるとあまりがつがつ交流してくれる人はいないし、私もやっぱり気後れしてしまう。
こういう時、いつも「あー…」と思う。すごく気を使っていっぱい話しかけてくれた保護者もいたんだけど、全然会話が続かなくて、でも話したい気持ちはすごくあるよ!というのも伝えきれなくて、悔しかった。気持ちを共有できるのはやっぱりチームペアレントだけなのに…
子供たちだけでなく、保護者も連帯感が生まれて、シーズン終盤にはみんなすごく仲良くなっていた。私は入りきれなかったけれど。だから余計悔しい。英語!もう本当に英語!!うわーん。
熱くなった先に…
うちのだんなさんの悪い口を何とかしてほしい!みんなもちろん真剣だけど、でも所詮リトルリーグだから!
「あのやろう、本当に使えない」
「ベースと全然関係ないところでボール取ったってアウトに出来ないだろ!」
「あいつらどこ守っているんだよ」
「あのショート、じゃま」
「キャッチャーがボール取れなくてどうするんだよ」
等々、イライラしっぱなしで、もっと聞くに堪えない暴言が。日本語でわからないかもしれないけど、雰囲気で何やら悪口言っているな、というのはわかる。
大人げないからやめて!
スポーツとなると、とたんに熱くなって、ふだん温厚だと思っていた人が豹変するのを見たりすると、そりゃあ世界各地で暴動起こるよね、と思う。
ケンカしないで決着がつくのがスポーツの素晴らしいところなのに、結局ケンカの引き金になっちゃうなんて本末転倒もいいところよね。
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チームスポーツいいですよね!日本の少年野球って親大変らしいですよ。お茶当番とかコーチを接待とか、それがこうじて不倫発生とか・・・友人の実体験聞いて耳疑いましたよ。その点、入部したリトルリーグよさげですね!
返信削除私もご主人様と同様日本語でひとりやじってます、でも小声ですけどね。
陸太太さん、
削除チームスポーツ、本当に楽しいですよね!私も子供のころやりたかったくらいです。
日本の少年野球のうわさも聞いたことあります。コーチもやくざみたいな人多いみたいですしね。
不倫まであるなんて知らなかった…
スポーツやるなら、やっぱりアゲアゲホメホメのアメリカいいなーと思います。
陸太太さん、やじったりするんですか?大人マダムのイメージ強いので、その方が驚きです。
上品なヤジでは(笑)
たまこ拝