アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2018/04/21

オットが家にいるとろくなことにならない

最近、のっぴきならない事情があって、だんなさんが毎日家にいるので、ストレスで禿げそうです。

それは

痛風 つうふう💨

誤解が多いのだけれど、実は痛風の発症は働き盛りの30代から40代に多い。おそらく「ストレス」がトリガーになるからだろうと言われている。
痛風とはどんな病気? | 公益財団法人 痛風財団

恐ろしい…

先の痛風の説明にある通り、最近発作の間隔がだんだん狭まってきて、痛みもよりひどくなっている傾向にある。そしてどんなに言ってもヤツは医者に行かない。
小さな子供ならまだしも、大の大人を説得するのは難しい。無理やり病院に連れて行くなんて、ほぼ不可能である。どうにかして本人が納得して行動してくれないことにはどうにもならない。

本人が医者が嫌いとか信用していないとかあれこれ考えるのは勝手である。だけど、少なくとも彼は社会人としての責任がある。足が痛くて動けないことを理由に「いざというとき信用できない」ということで解雇される可能性だってないとは言えない。

正直言って、本人は会社の一員であるとか家族の一員であるとか、何かの一部に属していることによって発生する本人の責務というものを軽視しすぎだと思う。何かに所属している以上、そこにはルールがあり、果たすべき役割がある。
一人で勝手に生きているなら勝手に死ねば、というところだけれど、そうではない以上、健康を維持するための努力をすべきである。

***

という堅苦しい話はともかく、彼が家にいるおかげで、私も気が休まらない。片づけたそばから部屋が汚れていくし、彼のために昼ご飯を用意しなくてはならない。しかも足が使えないから、文字通り上げ膳据え膳である。
思えば、ビザの更新のために出張と抱き合わせで2週間ほど彼だけ日本に帰っていた時期は平和であった(ビザ更新についてはまた別記事書きます)。朝起きたらポテチの食べかすが下に落ちていたりしないし、脱いだ靴下がテーブルの下から出てくることもなかった。いつの間にか冷蔵庫に食べ物が増えたりしないし(そして冷蔵庫の中が荒れる)、子供の学校スナック用に買っておいたバナナを全部食べつくされたりもしなかった。

あげく、息子が帰ってくる時間に
「あー、もう帰ってくる時間か」
などと嫌そうに言いやがるので、さすがの温厚な私もキレた。

あんたが家にいるのが間違いなんだよ。私だってこんな生活うんざりだわ!💢

家の中がどんどん荒れていくのと一緒に、私の心も荒れていく一方。
夫婦げんかすると何がいけないって、またもんもんとしちゃうわけですよ。

こんなやつのために、泣く泣く自分のキャリアあきらめたのか
こんなやつのために、息子は大変な思いしてダブルスクール(現地校&補習校)がんばっているのか
こんなやつのために…
こんなやつのために…

それだけの決断を家族に強いてしまった、だからこそ家族全員がハッピーになれる方向を目指そう、という

高尚な目標に向かってがんばってほしいんだよ!

わかるかな!!オイコラ聞いてんのか!!!💢

そしたら、私だって「そうだ、一緒にハッピー家族目指そう!」ってなれるんだよ。私だけがんばって「せっかく来たんだから、ハッピーアメリカ生活目指そう!」って言ったって限界があるんだよ!

釣りバカ日誌」の浜ちゃんが、みちこさんにプロポーズするとき言ったセリフ、知っていますか?

僕はあなたを幸せにする自信なんかありません。でも、僕が幸せになる自信はあります!

これ最高のプロポーズじゃない?
「幸せ」ってどこかから降って湧いてくるものじゃなくて、自分からつかみにいくものでしょう?自分が「幸せだ」と思わなければ、永遠に幸せは来ない。だって個人の感じ方一つだから。他人の気持ちまでコントロールできない。「あなたを必ず幸せにします!」って言われるより、よっぽど信頼できる。
よく考えたら、ずいぶん押しつけがましいよな、「幸せにします」って。幸せかどうかはオレが決める。お前じゃない。

ま、僕が家を散らかしても、いつの間にか片付いているなんて幸せ、結婚最高、とか思われていたとしたら、ハウスキーパー雇えや!ってとっとと日本に帰っちゃうわ。

久々にうわー!っってなったっていうだけの話でした…💦

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