アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2016/11/28

補習校PTA役員やっています


いよいよ、来年度のPTA役員選出の時期が近付いてきた。
補習校の話である。

補習校のPTAについては、下記サイトがわかりやすいです。
シアトル日本語補習学校PTA - PTA委員会の組織

補習校のPTAは、日本のPTAに比べればだんぜん楽だけれど、基本的にその文化は日本である。
日本と大きく違うのは、アメリカの学校と同様に寄付金を集めるイベントがあったりすることくらいである。

実は、今年度、私はPTA役員をやっている。
今まで黙っていたのは、「役員です」と言ってしまうと、身元がバレそうだからである。
2年生は4クラスしかないし、そうすると2年生の委員は8人しかいないし、8人しかいない中から「たまこといういつもテンパっているブロガーはおそらくあの人だな」みたいなことは、すぐに見当がつくだろう。
でも、最近、着々とバレてきているので...(コミュニティが狭すぎる)今さら隠したところでどうにもならないので、ここでぶっちゃけちゃいます。

今年度、私はPTA役員をやっていますー、てへぺろ。

試しにさっき「シアトル 補習校 PTA」とかでググってみたら、上位ヒットは本家PTAサイトの合間に当サイトが並んでいて恐縮してしまった。だれもPTA情報流していないの??
みんな!役員やろうよ!
会長もすすんで立候補してくださる方が一人でも多ければっていつも言っていますよ!
(私もそんなに積極的ではないんだけど...)

PTA役員の選出プロセスはこちら。
このプロセスを読むとわかると思うんだけど、補習校3年目になると、当たる確率がかなり高くなる。

人気は図書委員。人数も多い。図書室当番がローテーションで決まっている。
運動会と古本市は行事が終わればそれまで。行事までは忙しい。
事務局は、総務、会計、広報がある。
総務は本当にその他業務すべてという感じで、借用しているサマミッシュ高校とのお茶会(?)のアレンジなんかが面倒らしい。広報は委員会の議事録を作成するのが面倒。会計は当たり前だけどお金の取り扱いをするし、しかも任期は2年。
会長/副会長/事務局/各委員長は、初めての役員では当たらないそうだ(立候補を除く)。
PTAの活動 - シアトル日本語補習学校PTA

できれば楽な委員を...というのはもちろんなんだけど、何が楽かは本人の好み次第かなーとは思う。
あとは、委員は各学級の委員も兼任しているため、学級の取りまとめをしなくてはならない。
私はどちらかというと、こっちの方が面倒くさいような気がしている。

学級委員の仕事は主にこちら。
  • 年度初めにクラスの保護者の係を決める
    • 運動会ボランティア
    • 古本市ボランティア
    • 親睦会係
    • 先生への記念品係
  • PTA会費回収
  • 学級保護者会の司会および書記
  • 事務局からの連絡事項の伝達
  • 担任とのやり取り
  • 次年度のPTA委員意思確認票の回収と集計(年度末)
特に、最初の係決めが結構面倒くさい。
決め方は各学級委員の采配に委ねられている。
希望を募ってそれらをまとめてクラスの保護者を各係に割り当てる(だいたい、ここで何か文句が出る)。
学級委員二人で相談しなくちゃいけないから、どこかで時間を作る必要も出る。これも意外と面倒くさい。
希望を取らないで、最初からくじ引きしちゃうのも手かもしれない。
PTA委員の手引き - シアトル日本語補習学校PTA

「面倒くさい」ばかり言うのも何なので、委員をやるメリットも。
  • クラスの保護者とやり取りするので、お互い名前を覚えられる
  • 補習校がどんな風に運営されているか、実感できる
  • 同じ学年だけでなく、いろんな学年の人と横のつながりができる
(…あれ?あんまりない...?)

ここで「あれ?たまこは2年目なのになぜ委員を?」と疑問に思われる方もいるかもしれない。

立候補しましたー!

なぜかというと、うちは駐在じゃないので長くいる可能性があり、長くいるということは必ず委員が当たるわけで、高学年で当たるより早いうちにやっちゃった方が絶対得、という打算があったから。
すみません...全然高尚な理由ではありません...

***

資料をあさっていて、気づいた。
2年連続でPTA委員をやると、向こう4年間は何もしなくていいらしい(免除規定)。
ここで、がぜん来年もやっちゃおうかー、みたいな野望が出てきた。
噂では6年生の役員が一番大変らしくて(卒業年だし)、個人的にはそこだけは避けたいと思っているので、低学年のうちにやってしまうのは手かもしれない。

残念なのが、たとえば駐在で、たとえば3年で、という方の場合、どうしても3年目は理由を問わず、当選確率が高くなる。当たれば引き受けざるを得なくなり、1年何とかがんばったのに、免除期間が訪れる翌年に帰国となると、すごくもったいない気がする。
いや、ボランティア精神にあふれて、PTA役員が天職!というくらいの方ならぜんぜんいいとは思うんだけど。
できればやりたくないですよね。日本に帰ったら帰ったで、やっぱりPTAの仕事は待っているわけで。

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