アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2016/12/02

高速道路に乗らなくてはいけない事案が

運転していますか?
去年の今ごろは、1年たったら鼻をほじりながら運転するくらいに成長していると思っていたのに、さっぱり初心者から抜け出せないたまこです。
鼻をほじるどころか毎回ハンドルを握る手から汗が搾れるくらいガチガチです。

突然、ハイウェイを走らなくてはならないという事案が発生した。

目の前に立ちはだかる壁。それは高速道路。
1年間、間違って入ってしまった以外は避けてきた高速道路。
「H」の看板を見るだけで動悸が激しくなる高速道路。

息子がバスケをやりたいと言い出したのが事の始まりである。
いや、正確には、学校にバスケットゴールがあって、休み時間に友だちと毎日毎日遊びまくっていて、楽しくて仕方がないという話を聞いていたのだ。
そしてちょうど冬はバスケットボールのシーズンである。
アフタースクールでバスケないかなー、と探したところ、残念なことが判明した。

土曜日が試合。

土曜日...
日本語補習校に通う生徒がぶち当たる壁、それは土曜日の活動。
これを語り出すと止まらないので、また別の機会に。

そんな気落ちしていた我々の前に、救世主が。
友だちのパパが平日レッスンのバスケットボールクラブを探してきてくれたのである。

すごい!えらい!

聞いてみるとすごくいいクラブである。
こちらの要望は丁寧に聞いてくれるし、セレブなスポーツクラブと違って、高額な入会金もなく、かかるお金はレッスン料だけ。
がぜんやる気を出して、そこへ行こう!体験レッスン申し込もう!と無邪気に語っていた。

...えーと、それで、クラブはどこにあるんだ?

そうなのだ。
残念ながら家から車で下道だと30分ほど。
平日なのでもちろん時間帯は16時前後。
渋滞に巻き込まれれば40分はかかる。
しかもダウンタウン近辺を通り抜ける必要もある。
そしてレッスン自体は30分だけ。
30分のために往復1時間以上。
決して近くない道のり。

・・・・・・えーと、
・・・・・・・・・・ええええーと、

これはひょっとして、高速で行けと言う神からのお告げであろうか。
時速60マイル走行の世界へ。
とうとう立ちあがる日が来たのか。
高速道路という厚く高くそびえるその壁を乗り越えられるであろうか。

こういう「どうしようもない事案」がなければ、高速はずーっと避けたままだ。
今がチャンスだ、たまこ、今が!チャンスだ!

どうする?どうするんだ?

高速道路運転編へ続く。
(すみません、予想外に長くなりました。引っ張るほどの価値はないです、たぶん。)

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