昨年は7月末に来て、入学手続きをしようと思ったら、8月中旬までオフィスがクローズしていた。
住民登録なんてないので自治体は就学児童を把握できないため、自主的に入学手続きに行かないといけない。でも、オフィスは夏休み。
どうしたものかと思っていたら、ちょうど日本人ボランティア(ベルJコーヒートーク)が夏の編入説明会を開いてくれるという話を聞きつけて出席の連絡したら、同じ小学校の日本人保護者を紹介していただき、さらにそこから入学準備について教えてもらった。
人が人を結び付けてくれる有難さが身に染みたのだった。
(8/16追記)ただ、今年は代表のボランティアの方々のお子さんたちが高校も卒業されるということで、今まで通りの詳細な情報を得るのが難しくなる、という理由で定期的な説明会がなくなってしまった。
今年も編入生説明会をやってくださるようです。
Bell J Coffee Talk ベルJコーヒートーク
8月25日(木) 9:30~
個別の質問にも答えてくださいます。素晴らしいです。
残念だ。本当に残念だ。
***
- Registration
基本的にフォームはすべてWebに落ちているので、記入自体はいつでもできる。
Registration – Bellevue School District
今年はSummer Registrationというページができていた。ここから予約できるみたいだ。
記入も面倒だが、書類をすべて揃えるのも面倒だった。
住む場所で学校が決まるので、登録が済んだら居住地のしかるべき学校への入学が認められる。
一番大事なのは居住証明で、光熱費の請求書があれば一番だけれど、移住したてだと請求書はまだないので、アパートの契約書などで仮証明する(うちは、後日、光熱費の請求書を学校に提出した)。
(7/30追記)
4~8月生まれは、日本より1学年上がる。保護者によっては、1学年下げて入学申請するご家庭もある。アメリカでは、学年を下げることは、わりと普通のことなので、英語面などで心配であれば下げることも検討を。 - 学校初日
今年は9月1日。
初日からふつうに授業が始まる。スクールバスも通常運行である。 - 初日までに揃えておくもの
- School Supply list* にあった文具
- バックパック
- ランチバッグ
- 初日までに確認しておくこと
- 始業・終業時間(タイムテーブル)
学校のWebサイトのどこかにあるはず。 - バスルート、停留所、バスの番号
バスの左側に番号が振ってあって、番号を確認して生徒たちはバスに乗る。
スタート日の前に、封書でスクールバスの書類が届いた。3年生以下には、蛍光黄色のシールが同封されており、それにバス番号を書いてバックパックに貼りつける。
バス関連も、学校Webサイトに載っていると思う。 - クラス担任とクラス番号
スタート日前に、封書でクラス分けについて連絡が来る。
日本のように「○年○組」ではなく、「○○先生のクラス」と呼ばれるので、担任の名前は大事。教室には番号が振ってあって、始業前は外の共用部の教室の番号の書かれたところに並んで待つ。
(10-15-2018 追記)
現在は、アナログメールではなく、電子メールで担任と教室番号が知らされる学校が多い。たいていは、〇日にメールを送ります、と事前にメール送信日を知らせてくれる。
最近の近代的校舎の学校では、朝は外で並んで担任を待つ方式から、直接中に入る方式に替わっているようである。 - パーキング
初日はSchool Supplyの文具を持って、車で来る保護者が多いため、駐車場が混雑する。初日は車で送るつもりであれば、学校の近くにある路駐できる場所やパーキングを下見しておいた方がよい。
(10-15-2018 追記)
学校周辺のパーキングを下見しておくことは必要だけれど、最近は初日の数日前に Meet & Greet という、担任と教室を確認するための学校公開日を設ける学校が多くなった。それでも、初日は学校まで車で送る保護者も多いため、ちょっとした渋滞はある。 - 生徒番号
入学手続きの際に教えてもらえる。
カフェテリアでランチを買って食べる際は、事前に支払いサイトに入金しておく。
子供はお金を持たなくても、その生徒番号とそのパスワードでランチを買って食べられる。 - 名前の読み書き
特に低学年のお子さんの場合、自分の名前を英語で読み書きできる練習はしておいた方がいいです。苗字はほとんど使わないので、名前だけでOK.
- * School Supply list:
- 学校へ文房具類を寄付する。
日本と違って文房具は共用である。寄付された文房具を学校が管理し、それを子供たちが使う。つまり、一つ一つ記名する必要がない。子供はランチと宿題だけを持って学校へ行く。
学校が文具を「請求」する形はとれないので、PTAが「学校がほしがっている文房具類のリスト」というのを作成するので、それを見て買いそろえて、学校初日に持っていく。
メーカーまで指定されていたりして、かなり細かい。
たぶん、どこの学校にもPTAサイトがあって、そこにリストが置いてあると思う。
夏の間、Back to School Supply と書かれたコーナーをさまざまな場所で見かけると思うので、売り場はすぐ見つかるはず。ギリギリになると、品薄になる文具もある。
学校や担任にもよるみたいだけれど、たいていは「教室の後ろに置いておいてくださいね」という感じでざっくりしているので、全部揃わなくてもそんなに気にしなくて大丈夫です。
最悪、何も持っていかなくても「善意の寄付」である以上、(たぶん)問題はない。倫理上どうかは保証できないけど。
キンダーはなぜか9月6日からだし。
日本と違って、毎年スタート日が変わるらしい。
年度末になると、新年度のスタート日が発表されるのだ。
日本人保護者と話していると、時々「補習校は休めないけど、現地校はどうでもいい」とおっしゃっている方がいて、この発言がすべて、という感じはする。
現地校は、たいていはゆるゆるです。
(一応、お休みは 20日/年、10日/学期、連続なら20日まで、という基準はある。)
日本の感覚で通っていると、本当にびっくりするくらい適当な保護者がいたりして、そんなにがんばらなくてもいいのかな、と思うことしばしばである。
よい夏休みを!
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