アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2018/09/28

ベルビュー学区 BSD スクールバスにカメラ搭載、違反車に罰金$419

釣りタイトル気味にしてしまいました。

新学期が始まってまだ1か月もたっていないのに、スクールバスがストップサイン出しているのに、全く!全然!止まらない車両を何度も目撃した。
どう考えたって危ないじゃない。免許取得時にはあんなにスクールバスに関する問題たくさん出ていたのに、みんな知らないわけ?免許証は書き換えだけで済ませちゃった?

いい機会なので、私の過去ログ。一から取得するの、本当に辛かったよ!スクールバスのルールももちろん勉強した。
ワシントン州 運転免許の取得 - 筆記試験 (knowledge test) 編 -

スクールバスにカメラ搭載

そんなおり、BSD (Bellevue School District) からお知らせメールが届いた。
ニュースレターの購読はこちらから↓
Stay Connected – Bellevue School District
BSDは、全体の20%のバスにカメラを搭載することを決定しました。
(注)予算と交通量などの関係だと思われる)
10月8日に設置する予定です。この設置に伴い、経過期間を設け、その期間内には違法者には警告のみで罰則は行いません。

生徒乗降のためバスが停止した際は、赤いランプとともにストップサインを開き、周りのドライバーに警告した後、ドアを開けます。
この際、交通法規に基づき、周囲のドライバーは停止する義務があります。違法に通過した車に関して、カメラがその車両を撮影します。

移行期間内に停止しなかった車両のドライバーには、警告の通知が封書で届きます。移行期間後は、$419の罰金が科されます。決して安い罰金ではありませんので、移行期間内に私たちはできる限り、この措置を周知させていくつもりです。
あくまで、この措置は子供たちの安全のためであり、これによって違法者が減り、安全が保障されることを望んでいます。
詳細は、以下のWebページで↓
Student Safety Stop Paddle Camera Program – Bellevue School District

どうも、昨年、BSDで2台だけ試験運用していたようである。
たった2台しか搭載していなかったにもかかわらず、一日に平均して3台は違反車がいたそうである。ひどい。

目的は生徒の安全

いろいろ調べてみたら、すでにカメラを導入している学区は全米でもたくさんあるようだった。確かに法律上は禁止されてはいるけれど、素通りされてしまったら罰することもできないから、みんなの善意にお任せするしかなかった。カメラ導入は、安全運転啓もう活動としては最後の砦、ラスボス感ある。これで減ってくれるといいけれど。

ただ、「移行期間は、周知徹底がんばります」と再三言っているので、面倒くさいことをいう市民がたくさんいるんだろうなーと察して余りある。
交通違反の裁判には違反切符切られた人がわんさかいるみたいだし、あれこれ言い訳したら減額されたりするし、何かルールを増やすといろいろと大変なんだろうなと推測する。

でも、BSDも言っている通り、「目的は子供たちの安全」なので、面倒なことにならないように、スクールバスのストップサインが見えたら、該当車線を走っている車両は素直に止まれば、それで丸く収まると思うんだけどね。

2019年1月追記 >
とうとう1月7日より罰金のチケットが切られることになったそうだ。
Student Safety Stop Paddle Camera Program – Bellevue School District
くれぐれもご安全に!

↓ちゃんと止まっている車両の後ろの車両がクラクション鳴らしているのを目撃した。車が鳩のうんこにまみれてしまえ。
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