アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2016/02/19

渡米後初旅行 - Great Wolf Lodge -

2月半ばに mid-winter break なる1週間の休みがある。
冬だし寒いからお休み、ということみたいなんだけど、9月から12月まで休みがないのに、1月から3月までの間に1週間休みがあって、さらに4月頭に春休みが1週間あることを思うと、4月に2週間あった方がいいような気がしないでもない。
どちらにしても、共働き家庭にとっては辛い1週間ではないだろうか。

この mid-winter break は学区によって期間も日にちも違うらしく、平日料金で出かけられるので、会社が休めるのであればねらい目なんだそうだ。この休みを利用して、ママ友もディズニーランドへ行く、と張り切っていた。

うちは、その友だちから勧められた Great Wolf Lodge というプール付きホテルへ2泊することにした。
| North America's Largest Family Indoor Water Park | Plan Your Getaway | GreatWolf.com
見た感じ楽しそうじゃないですか?

1. ホテル/部屋/サービス

部屋はこんな感じ。広くて良かった。当たり前のようにフリー Wi-fi 入っていたし。
ちなみにアメニティはひどくて、シャンプーは微妙な匂いで泡立たない。
コーヒーメーカーが付いているのはよかった。
冷蔵庫と電子レンジも置いてあった。電子レンジは嬉しい。
ドリンク類は各階に自販機が置いてあったが、$2.5もした。
置いてあるものもコーラ、ドクターペッパー、スプライト、と炭酸推し。水も一応置いてある。
ちょっとしたスナック類もあった。
車で10分くらいのところに Safeway があったので、ここで買いこんでもいいかも。

朝食付きのコースを予約したんだけど、アメリカンコンチネンタルブレックファーストということで…そんなにおいしいわけではなかった。
息子はほとんど食べなかった。
野菜がほとんどなくて、ものすごく甘いパンがわんさかあって、あとはベーコンやソーセージ、卵、果物、それからシリアルといった具合。

しかし、アメリカ人ってなんだってアイスをあんなに食うんだろう??
この朝食にもアイスメーカー(というのだろうか?ソフトクリームが出てくる機械)が置いてあった。
水着でホテル内をうろうろしながらバカでかいアイスを小さい子から大きい人までモリモリ食べているのを見ているだけでお腹がいっぱいになってしまった。
彼らは本当に年に二回の歯科検診だけでどうにかなっているんだろうか?

2. プール

さて、肝心のプール。
こちらが波のプール。
5分おきくらいに波が起きる。
ものすごく盛り上がっていた。
息子はここでほぼ9割遊んでいた。波だけで遊べるなんて、素晴らしいな。
波の合間もジャンプしたりもぐったり、大騒ぎだった。
電池が切れるまで遊ぶので、部屋に戻るころには口もきけなくなるほどぐったりしていた。

こちらはウォータースライダー。って写真が悪すぎてわからないですよね。
左に赤いチューブ状のものが見えているんだけど、それがスライダーの一部。
赤と黄色の2本あって、わりと怖い。
水着で滑ると摩擦熱でおしりが熱くなってくるのも怖い。

ウォータースライダーにたどり着くまでに水の仕掛けがいろいろある。
水鉄砲だったり、バケツをひっくり返したり。
一番上にはバカでかいバケツがあって、そこに水がたまるとザバァーッと水が滝のように落ちてくる仕掛けになっている(写真の通り)。
スライダーを待っていると、定期的にびしょぬれになる。
(知らない人と会話するきっかけにもなる)

こちらがボートでスライダーを滑り降りてくるもの。
写真だとわかりづらいけど、スライダー本体はチューブ式で外に出ている。見た目よりも走行距離は長いです。左の写真が列をなして階段に並んでいるところで、右の写真は外に出ているチューブ(スライダー)。
Webサイトで見ると3種類あるみたいなんだけど、怖がりの6歳児と高所恐怖症の40代男性に拒否られたので今回はやっていない。私はジェットコースター大好きなんだけどな。

こちらは、幼児用の浅いプール(遊具付き。写真右下)。小さいお子さんでも楽しめる仕様になっている。
そうそう、それから、お風呂があった!
正確には、ぬるめのお湯のプールなんだけど、室内が暖かいとはいえ、ずっとプールに入っているとそれなりに体が冷えてくるので、ここで温まることもできる。大人がいっぱい寛いでいた(笑)。

プールの難点は、下が砂壁みたいにザラザラしていること。
滑り止めなんだろうけど、ひざやひじを擦って怪我をしてしまう。溺れるよりはいいだろう、ということなのか。
うちは3人とも体のどこかに擦り傷を作った。

3. プール内サービス

1F奥にあるトイレにはシャワーとロッカー(有料)が付いていて、一応水着の脱水機もあった。壊れていたみたいで動かなかったけど。
バスタオルはプール内に平積みされていて、無料で何枚でも使用できる。タオルは持っていかなくても大丈夫。ただ、プールの外に持って出ることはできないので、タオルを巻いて部屋まで帰ることはできない。
プール内はかなり暖かいんだけど、プールから出るとふつうの室温になるので、水着でそのまま部屋に帰るには寒すぎる。何か羽織れるものを持参した方がいいです。

4. 混み具合

気になる混雑具合だけれど、写真でもなんとなくわかる通り、
ものすごく混んでいた。
うちは土曜が補習校なので、水~金曜日の宿泊にしたんだけど、水曜日の出遅れた感のある16時ちょっと前に到着したものの、チェックインはものすごく空いていた。
が、翌木曜日のお昼ぐらいにロビーをのぞいたら、大変なことになっていた。
もしかしたら団体客でも来たのかもしれないけれど、カウンターは長蛇の列で、4重くらい並んでいた。
おそらく、当日の宿泊客は13時からプールに入れるので、それを狙ってきているせいじゃないかと思う。
お昼にチェックインは避けた方がよさそう。
mid-winter breakで来た人もたくさんいたのかもしれないけど、これが週末となるとそれこそイモ洗い状態になるんじゃないだろうか。しかも宿泊料高くなるし。

4. 総評

いろいろ工夫はされているけれど、東京サマーランドとしまえんのプールなども経験していると、「あれ?これだけ?」みたいな感じにはなる。
息子くらいの年齢であればじゅうぶん楽しめるけど、サマーランドを想像して行くと、がっかりするかなーとは思う。東京なんて土地もないのに本当にがんばっているよなー、と遠いアメリカから東京サマーランドの素晴らしさに感心したのであった。

おまけ。
夕飯は下記二か所で食べた。どっちも超おススメ!
La Tarasca (メキシコ料理)
ウェイトレスのおばさんは、こちらが意に反するものを注文すると「いやいやそれよりこっちの方がおススメよ!」とごり押ししてくるんだけど(だったらメニューに載せなきゃいいんじゃないかと思わないでもない)、薦められたとおりに注文すると間違いがないです。たぶん。
Peking House (中華料理)
コンボメニューはお得だけど、とにかく量が多いので食べ残しはもれなく持ち帰る。
関係ないけど、だんなさんが「食事で持ち帰るときに必ず思い出すんだけどさ、カールスモーキー石井が南野陽子と付き合っていた時、南野陽子が食べ残しを包んでくださいって言ったのを聞いて、『せこい』って思って別れたらしいんだよな」と言っていた。

ホテルがあるところは街灯もなくて夜は暗くて運転するのも怖いんだけど(当然私は1mmたりとも運転していないが)、車で10分くらい南下するとダウンタウンに出て、モールやレストランがいっぱいある。ダウンタウンにさえ出ればいろいろ選択肢は広がるので、食事の心配はしなくても大丈夫だと思う。

4 件のコメント:

  1. のんさん2016/02/21 4:56

    ヴェルビューに赴任が決まってから、日々読ませていただいてます。
    子連れなので学校の事など、とっても参考になります。

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  2. のんさん、

    コメントありがとうございます!気づくのが遅れてしまい、すみません!!
    赴任が決まったということは、これからなんでしょうか?
    学校のことで気になることがありましたら、お気軽にお尋ねください。
    といっても、まだ半年くらいしかおりませんが…
    取り上げてほしいテーマがありましたら、リクエストしてくださいね。

    たまこ拝

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  3. こんにちは、はじめまして。次回は水、炊飯器、納豆、などをもっていくといいですよ :) うちはいつも食料がほぼ荷物のすべてになっており、クーラーボックス付きでの宿泊です。

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  4. みぃ さん、
    コメントありがとうございます。

    なるほど、自炊する手がありますね!
    冷蔵庫も電子レンジもありますし、コーヒーメーカーでお湯も沸かせますし(笑)
    今度やってみます。

    たまこ拝

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