アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2015/12/05

現地校3か月の息子の英語力 - 6歳1年生 -

息子の英語力は着々と伸びている。

断っておくと、うちの息子はたいていのことは全然やる気がない。
やる気を出すのはゲームとテレビくらいで、あえて加えるとすれば、友だちと遊ぶことくらいだ。
だからもちろん、勉強は好きじゃないし、ましてや英語なんか全くやる気がない。
サンクスギビングで4連休だった後の最後の夜、息子が学校へ行きたくない、としくしく泣くので理由を聞いたら

だって宿題嫌いなんだもん

と言い放った。
すがすがしいくらいの理由である。

このところ、休み時間とPE(体育)だけは楽しいと言っている。
だから、学校自体は嫌いじゃないみたいだ。
柔軟な適応力があって、本当に助かった。

以前、CORE5というELL用教育ソフトの記事を書いたけれど(アメリカの小学校で使っている教育アプリ)、この時の評価は半信半疑と言う感じだったが、今はわりと役に立っているという印象である。

※家ではiPadにインストールして使っている。タッチパネルの方が使いやすいので。
音声を聞いてその単語を選択したり、一文字変更したり、ということはできるようになった。
左は単語の選択、右は"Change from 'run' to 'rug'"といった音声が流れて単語の一部を変更するもの。
ただ、ストーリーを聞いて、それに合った絵を選択する、という問題はできない。
何を言っているかほとんどわかっていない。

先日、とうとう毎週金曜日におこなわれる単語テストで10問すべて正解できた。
(ただし、単語の意味の理解はちょっと怪しい。音を聞いて、それをただ書き取るレベル。)
月曜日に「今週の単語」として10単語と、Challenge wordとして5単語、15単語の課題が出されていて、毎日違った形でそれらを練習して金曜日にテストをする、ということを繰り返している。
息子の直筆。汚いですね…
take, bus, small, eat, sun, but, put, run, one, give
単純な単語の書き取りなんだけど、3ヶ月でここまで来たのは、やっぱりすごいと思った。
アルファベットだってろくに書けなかったことを思えば、飛躍的な進歩である。
本人もものすごく嬉しそうだった。
「のび太も1回しか100点取ったことないんだよ!」
と教えてくれた。
息子のコメントはいちいち突っ込みたくなるな…

それから、学校では毎日本を読む時間があるようで(作業の合間など、すきま時間にも読んだりしている)、絵だけ見ていても楽しめるものがあっていくつかお気に入りもできた。

Goodreads | Elephant & Piggie series by Mo Willems
Goodreads | Fly Guy series by Tedd Arnold

どちらのシリーズも字が少なくて読みやすく、その上とても面白い。
仮定法や助動詞の使い方など、私も学べることがたくさんある。
文法として学ぶと小難しくても、絵本に出てくると「こんなレベルでこんな風に仮定法が使われているのか!」と生き生きとした文章として読めるのである。
学校や図書館から借りてくると、寝る前に何冊か日本語に訳して(適当)読んであげている。

ただ、スピーキングはさっぱりである。
今はインプットが先行しているので、そのうちアウトプットが始まるだろうと思ってはいる。
"Stop it!"
は言えるようになったよ、と本人は言っている。
やめてほしいときに言うんだよ、と教えてくれた。

0 件のコメント:

コメントを投稿