さらに、8月1日にアメリカに入国いたしました。
日本へ入国
成田空港の入国審査はものすごくすいていて、その上、顔認証システムが導入されていた。顔認証システム!
法務省:顔認証ゲートの本格導入について(お知らせ)
知らなかった。知っていました?
日本国パスポートを持っていない人用のゲートは混んでいたんだけど、私たちの通過するゲートはスカスカだった。やはり、自分の国に入国するのは楽でいいな。日本語だし。
見ると、何やら機械が設置してあった。
調べてみたら、成田空港に導入されたのが2018年6月11日とのことなので、私たちが通ったのはその直後だったようである。やったー、ラッキー。
まだ導入したてだからなのかなんなのか、係の人が数人機械の前に待機していらして、私たちが「なにヤツっ!」という感じでおののいていたら、声をかけてくれた。
(ガラガラだったということもある。)
息子にパスポートを渡したら、彼を先導してくれて、無事に通してくれた。
私も長時間フライトの後で化粧もしていないし疲れているしむくんでいるし、そもそも年取って顔も変わっているから大丈夫か心配だったけれど、すんなり認証してくれた。
科学の進歩を体感してしまったわ…
認証技術すごくないですか…
これは楽だし時短だし、いいね~
オリンピックに関しては思うところいろいろあるけど(特に8月にオリンピックって頭おかしいとしか)、やはりこういう世界的なイベントがあると、何事も慎重な日本も変わるのね。ありがたや。
アメリカ入国
そして帰路。何と言っても今回初めてグリーンカードで入国するのである。
実はこのカードは使えないとか、謎の初期不良とか、データ更新されていないとか、アメリカ全然信用できないのでいろいろ心配してしまった。
機械で入国審査
今回から入国は US Citizen のゲートが使えるようになった。友人からは機械で認証できるから早いし楽だよー、と聞いていたんだけど、結局、ゲートまで来たところで息子が
「おしっこ!」
と言い出し(幼稚園児かよ)、トイレに入って出たら列ができていた(3番目くらいだったけど)。そのまま入っていたらガラガラだったのに、タイミングを完全に間違えてしまった。3番目だけど。
入国マシーンは15台くらい並んでいたので、わりと早く順番が回ってきた。
あまりよく覚えていないなー、とググったら、とても親切なページが。
アメリカ入国時、グローバルエントリーのキオスクの操作7ステップ - アメリカ暮らし 411
そうそう、こんな感じでした!
基本的にはこれと同じ手順なんだけど、家族全員一度の操作でできるのと、息子の指紋は採られなかったこと、それから最後に出てくるレシートには、撮った顔写真が映っていた。
審査官によるチェック
この後、先にいる審査官(たぶん)にレシートとパスポートをチェックしてもらう。ここが息子のトイレのせいで15番目くらいになってしまった。くそー。
審査官はこの時3人しかいなくて、結局並ぶんじゃないかよ、息子もぶつくさ言っているし(こいつは全然待てない)、まあでも Visitor の列に並ぶよりはましかしら、とか言いながら順番を待った。
これもね…強面のアジア系の係官にあたってしまってちょっと嫌な予感がした。
「なんでアメリカに来たの?」
は?
「だから!なんで!アメリカに!来たの!」
えーと、私たちはアメリカに住んでいるのですが(オドオド)
「じゃあ、あんたたちグリーンカード持っているんじゃないの?」
はい、あります(とグリーンカードを提示)
「あのね、君たち、日本のパスポートだけ渡されてもわからんじゃないか」
「次からは必ずグリーンカードも提出するように!」(と睨まれる(ような気がした))
だってどこにもグリーンカード提示しろなんて書いてないし…とはもちろん言わず。よく考えればカード提示するのは当然なんだろうけど。
その後は「食品持ってないか」「大金持ってきていないか」等々聞かれ(汗)、あと2,3問質問が続いたら、われわれは石に姿を変えられるかもしれない、と恐れおののきながらようやく解放された。
息子が「あの人怖かったね!」と無邪気に言う。お母さんもめっちゃ怖かったよー!
アメリカ入国は本当に毎度寿命が縮むわね。悪いことしたわけでもないのに。
税関通って晴れてアメリカ入国!
あとはバゲッジクレームで荷物を受け取って、税関へ。機内で税関申告書を書いたんだけど、先の機械で入力してしまったので、税関ではこのレシートを渡すだけで済んだ。記入しなくてもよかったようだ。
ちなみに、税関の担当に
"White one" (たぶん)
と言われて、何のことを言っているのかさっぱりわからなくて2回も聞き返してしまった。たいていの人はそれでわかったんだろうけど。
"A white receipt"
と言い直してくれた。ありがとう。ていうか、たいして違わないんだから最初からそう言ってくれ。
というわけで、ここで先のレシートを手渡してすべて終了!
よかった。英語が不自由なので、いざというときは黙秘権行使せざるを得ないし、たぶんそんなことであきらめてくれるような人たちではないと思うので、トラブルだけは本当に当たらないように、それだけは全力で願います。
みなさまもトラブルに遭いませんように!
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