アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2017/04/21

サンフランシスコ、小学生男子子連れ旅行(2)

春休みのサンフランシスコ旅行の記録、二日目。
サンフランシスコ旅行一日目の続き)

アルカトラズ島


二日目しょっぱなは、アルカトラズ島。
ピア39の駐車場に停めて(事前に予約)、10時のフェリーに乗った。

島へのフェリーはすぐに予約がいっぱになってしまうので、できれば事前に予約してから行った方がいい。Webからできる。
だんなさんに「フェリーは予約した方がいいらしいよ」と言ったら
「してあるにきまってるだろ。オレを誰だと思っているんだ」
みたいなことを言われた。確かに。彼は旅行の計画だけは抜かりがない。
フェリーから見えるアルカトラズ島
乗客は写真撮りまくり
このアルカトラズ島は、サンフランシスコからわずか1kmしか離れていないという好立地にもかかわらず、間を阻む海が常に冷たく急流のため、南北戦争時代から攻防の要として活用されていたようである。
最初は、そのついでに刑務所を作っていたのだけれど、そのうち刑務所がメインとなった。
その刑務所も、予算の関係や非人道的な囚人の扱いが明るみに出るなどして経営が困難となり、閉鎖。閉鎖後、ネイティブアメリカンが「ここはわれらの土地である」と占拠事件を起こし、たびたび内紛が起こったため、その後、国が土地を所有、国有公園となって今に至る。

・・・という話を、最初にビデオで見せられる。
島から見えるサンフランシスコ市街
その後、順路をたどるとオーディオツアーガイドが配られ、後はそのガイドに従って、かつての刑務所内を見学する。ガイドはかなりの言語に対応しており、もちろん日本語もあった。
(オーディオガイドの配布係の人は、「日本語です」と言ったとたんに、私たちに日本語で話しかけてきた。シアトルから来た、と言ったら、めげずに「ニホンデハ、ドコニスンデイマシタカ」と食い下がってきた。)

このツアーガイドはかなりよくできていて、役者さんが何人かドラマ形式でセリフを回していて、息子もわりと楽しかったようである。
特に、「アルカトラズ島からの脱出」というクリント・イーストウッドが主演して映画化されたエピソード、3人の囚人がスプーンで1年かけて排気口から穴を掘って脱獄した話はえらく気に入っていた。
そそり立つ刑務所
すべて見終わると、最後はお約束のお土産屋にたどりつく。
ここで、かつて囚人だった人が本を出版したみたいで、彼のサイン会をやっていた。
すげーな、安倍譲二(古い)?

アルカトラズ島のツアーでは、英語話者が絶対的にマイノリティだった。フランス語、イタリア語、スペイン語が多かった。びっくりしたことに、中国人はおろか、アジア系がほとんどいなかった。

ピア39 ~ フィッシャーマンズワーフ

しまった、写真がない。
アルカトラズ島から戻ってくると1時くらいで、遅めのランチをここで取ることにした。
というわけで、ここでは食事しただけだった。
暖かかったんだけど、やっぱりここに来たからにはクラムチャウダー食べないと、とボウルじゃなくてカップで注文した。
クラムチャウダーっておいしいよね。
よく考えたら、シアトルだと貝類ってほとんど食べないから、貝の出汁最高って思った。

Nordstrom Rack

ゴールデンステート・ウォリアーズのカリー選手Tシャツ
ランチの後は、いきなりだけどショッピング。
ブランド買いあさるとかお土産買いまくるとかじゃなくて、せっかくサンフランシスコに来たことだし、息子の好きなバスケのカリー("Curry" 食べるカレーと綴りが一緒)選手が、このゴールデンステート・ウォリアーズにいることだし、Tシャツくらい買っていこうぜ、ピア39だとめちゃめちゃ高いから、ちょっと郊外のモール見てみようぜ、という行き当たりばったりでやってきた。

息子がバックパックにキーホルダーつけたい、というので、キーホルダーも買ってあげた。
「これ着てバスケの練習に行ったら、すげーうまそうに見えるんじゃない?」
とかいう下心を出してきたので、「本当にうまくなってからにしな」と言っておいた。

カストロ通り

シンボルのレインボーフラッグ
夜はホテルの近くで食事しよう、とカストロ通りを散策。
ここはゲイタウンとして名をはせており、通りのあちこちにレインボーフラッグが。
老舗映画館、カストロシアター
通りの途中にあった、レトロな外観のカストロシアター。
見た目はレトロだけど、上映予定に「ララランド」って書いてあった。観たい。

子連れでこの通りはどうなのか、というのもあるかもしれないけど、確かにところどころ刺激のあるパンチの効いたお店もあったけど、ごく普通の通りだった。レストランやバーも充実していた。

***

三日目に続く。


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