前回の 海外での英検受検・準一級(ロサンゼルス)一次試験 の続き。
めでたく一次試験に合格したら、約1ヶ月後の二次試験を受ける資格が得られる。
一次の結果を英ナビで確認した瞬間、「ひゃー!!」と形容しがたい声が出た。
息子に言わせると「現地校のランチの時間にも出た単で単語の勉強したし!」と言っていたが、半信半疑だったので、本当にうれしかった(私が)。
まずはロサンゼルス会場へ
二次試験会場は一次とは別の場所だった。
Long Beach Marriot Hotel
4700 Airport Plaza Drive, Long Beach, California, 90815 US
住所はロングビーチだけど、ビーチからはちょっと離れた場所だった。
二次試験はちょうど現地校の真冬休み (mid-winter break) と重なったので、今回はロサンゼルス観光もしちゃおうか、とディズニーランドにもアクセスしやすい場所の Airbnb で3泊することにした。車は空港からシャトルバスの出ているレンタカー屋で借りた(アプリで申し込むと、パーキングに用意されている車に勝手にチェックインしてすぐ出庫できる。スタッフとも非接触、並ばずに借りられて便利)。
車で会場に向かったが、今回は駐車料金がかからなかった(ラッキー)。
とはいえ、飛行機代を考えると、たかだか10分程度の試験のために、アホじゃないかな、と思わないでもない。
二次試験受付
一次に比べて受検者が少なくなったことと、受付時間を細かく区切ったことで、かなりギリギリに入ったけれど、そんなに並ばずにすんだ。今回もヘルスチェックが必要だった。
二次試験の会場は保護者の付き添いが必要な低年齢の子ども以外は、受検者しか入れなかった。受付では一次でも使った(自分で印刷しただけの)受検票を提示した後、受付スタッフの目の前でスマホの電源を切り、受検票と一緒にグレーの中身の見えない不透明なジップロック(ひも付き)に入れられ、それを首から下げるように指示された。
こんな感じの |
念のため、水も持たせたけど、水を飲めるような雰囲気じゃなかったそうだ。
予想問題も待っている間にできるかと思って持たせたけれど、そんなものを見ている人はひとりもおらず、ただぼんやり待っていただけらしい。
二次試験 - スピーキング
ここから先は私も入っていないので、息子の話から。
各級の受検者が混ざっているらしく、控室に座ると、スタッフに「何級を受検ですか?」と聞かれたそうだ。あとは、級ごとに受付順にグループ分けされ、各グループごとに順番に呼ばれて面接を受ける。
受付順なので、早めに行けば、早く試験が終わる。
息子はギリギリに入ったので、グループの中で一番最後だったらしい。受付してから1時間くらいで終わって、「迎えに来て」と息子からテキストが入った。
試験官は
「オレの良く知っているふつうのアメリカ人ぽい人だった」
(部屋に入ったら、ニコニコしながら「ハーイ💕」と話しかけられたらしい)
「オレの聞きなれた英語だったから、すごく安心した」
という印象の人だったらしい。女性の日系アメリカ人風だったそうだ。
これで安心したのか、一気に緊張が和らいだそうで、息子は「迷わずすぐに答えられた、これで落ちていたら誰が受かるんだって感じ」などと、かなりの大口を叩いていた。
(結果を見たら、そんなに良くなかった…ブロークンだったのかもしれない…)
試験結果
約1週間後にやっぱり英ナビで確認できる。
さらにその2週間後くらいに、日本から合格証明書が郵送されてきた。無事に届いてよかった。
今後はこれが英検資格の証明になる。
まとめ
というわけで、ファーストトライで受かって本当に良かった。お金の面でも時間の面でも。
試験問題は全部英語だけれど、ネイティブだからと言って受かるような内容じゃなさそうだし、それこそ特別な訓練をしないとやっぱり難しいなという印象だった(当たり前だ)。
ちなみに過去問はアマゾンで日本から取り寄せたし、他に、Kindleで手に入るものも何冊か購入した。
海外に住んでいるんだったら、英検くらい簡単に取れちゃうんでしょ、とか言われるかもしれないんだけど、そんな簡単に取れるくらいだったら、海外子女向けの英検クラスなんて存在しないわけで、英語圏の国に住んでいたとしても、やっぱり準備は必要だよ、とつくづく感じた。
周りを見渡すと、わりと簡単に英検取っちゃったみたいに見える人がいっぱいいるけど、よくよく聞くと、みなさんそれなりに準備していることが分かった。とにかくお金も時間もかかるから、一発で受かってほしい、という親の期待を背負って受検する子供たち、本当に偉いな、と心から思う。
あと、日本の高校が義務教育化してくれたら、こんなに苦労しなくていいのに、と全然別な角度からも深く深く感じたのでした。
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