アメリカ西海岸、シアトルのお隣ベルビューにいます

2020/01/21

日本から乗り継ぎ便で帰ってきて大変だった

カナダではトイレを Washroom と呼ぶ
ほぼ愚痴です。
(このままだとタイミングをどんどん逸してしまう、と焦っていたんだけど、完全に逸してしまった感ある…今月は時差ボケもあったし、アメリカ戻ってきてからのスタートダッシュすごくてブログ書く余裕がなかった。加齢には勝てぬ。)

乗り継ぎ便でアメリカに帰ってきました

今回の帰国、初めて乗り継ぎ便を使った。しかも、バンクーバーから。オットが安いからって言うし。
バンクーバーまでは車で行く、というので、まあ運転する本人が大丈夫っていうならいいよ、と言う感じで、バンクーバー国際空港の近くの駐車場に連泊予約した。つまり、帰りもバンクーバーから車で帰らなくてはならない(嫌な予感)。

行きはよかった。バンクーバー→羽田の直行便である。羽田は本当に楽だった。30分くらいで新宿に着いてしまって、寝る暇もないほどである。

ところが帰りである。
行きと帰りが逆だったらまだよかったのに。
帰りは、成田→ロサンゼルス→バンクーバー(嫌な予感#2)。
トランジットにまつわる悲惨な話はたくさん聞いていたので、乗り継ぎは嫌だってごねたんだけど、直行便はエラい高いから、とだんなさんに説得されて、そもそも私に拒否権なんてないんだけど、しぶしぶ承諾した。選択肢ないけど。

成田の荷物預けカウンターで
「ここから最終到着地のバンクーバーまでお預かり荷物のタグが出てきますが、ロサンゼルスでお荷物を受け取って、また預けなおしてください」
と言われた。
現地係員に乗り継ぎでの荷物を託すよりは、自分たちで荷物をいったん引き取って預けなおす方がまだ信用できるような気がするので、これは良かったような気がする(不安)。

ロサンゼルスでひどい目に遭った

成田からロサンゼルスまでの長い長い旅を終えて、ようやくたどり着いたロサンゼルス。
上から見下ろすと、見渡す限り茶色い。明らかに水分が少ない。そして、当たり前のように晴れている。そしてこの日、シアトルは安定の雨の予報である。

入国審査に長蛇の列

ロサンゼルスで一度イミグレを通過する必要がある(嫌な予感#3)。

しかし、我々には泣く子も黙るグリーンカードがあるし、などとセレブ気分で余裕をかましていた我々であったが、目の前に広がるのは長蛇の列である。

まず、キオスクを通れと言われる。ふつうは、これで入国審査が終わると思う。思うよね?だってキオスクでパスポートとグリーンカードスキャンされて、さらに顔写真まで撮られ、指紋も採るんだから。
KIOSK
(画像はお借りしました)
いや、キオスクの後に、またさらに係員のいる窓口を通れと言うのである。意味が分からない。キオスクは何のために必要なのか?いや、そもそも時短のためのキオスクなのではないのか?結局、対人の窓口通らないといけないのはなぜなのか??

待ちながら厠

でも仕方ない。我々には選択肢はない。アメリカのパスポートを持っている人たちもおとなしく並んでいるので、私たちも長蛇の列の最後尾につく。そこで案の定、息子が「もれる」と言い出す。
そうなのだ。
飛行機を降りてから、人の流れに任せて歩いてきた結果、キオスクの前に来てしまい、操作しなくちゃ、などと慌てているうちにトイレに入ることをすっかり忘れてしまうという。

今通ってきたキオスクの向こう側にトイレがあるのを目視確認。だんなさんは「列から抜けて大丈夫か」などとブツブツ言っていたが、そんなことで尿意が引っ込むならこんな簡単なことはない。息子はどんどん悲惨な顔になっていくので、「列はまだまだだから、行ってきな」とトイレに送り出した。その間もだんなさんは不機嫌である。
意外と早く息子が帰還してきた。すっきりした顔をしている。良かった。
あまりのことに心が折れそうなので
日本で食べたおいしかったものシリーズ
松屋の朝食 驚異の 310円
いや、良くない。一向にゴールが近づかない。
仕方ないので(?)、私もそそっと列を抜けてトイレに行く。急いで帰ってきたが、まだまだ順番は先である。辛い。10時間近く飛行機に乗った挙句、この長蛇の列に並ばせるのは、何の罰ゲームなのだ。

ようやく呼ばれた

やっと順番が来たのは並び始めて1時間半後。90分もぼんやり順番を待ち続けるのは容易なことではない。小さなお子さん連れなんてどうしているんだろうか。ベビーカーの子がぐずっているのを見て、胸が痛くなる。

係員には
「最終目的地は」
「住居は」
「なんでバンクーバー?」
などとあれこれ聞かれる。意外とすんなりとはいかなかった。すべてだんなさんにお任せする。なぜか、私だけ写真と指紋を取り直された。キオスクが私を拒否したようである。キオスクめ…

再び荷物を預ける

荷物を引き取って、今度はバンクーバー行きのところに荷物を預ける。
ただこれが、ちゃんとしたカウンターじゃなくて、トランジット用なのか、ベルトコンベアーの脇に陽気な係員が立っていて、「こっちだよー」などと言っているところに荷物を置く方式であった。いくつか行き先がわかれていたんだけど、こいつ大丈夫か(嫌な予感#4)。
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そしてようやくバンクーバー行きに。乗り継ぎ時間が3時間しかなかったので、ここでちょろっとバーガーを食べて、すぐに搭乗ゲートへ。ここまで来たら、早く帰りたい。でも行き先はバンクーバー。やや絶望してきた。

悪名高き航空会社でちょっといいこと

乗り継ぎ便は、私の知り合いと言う知り合いが口をそろえて「クソ」と言ってはばからないユナイテッドである。でもどうせ3時間しか乗らないから、クソでも耐えられるであろう。そして残念なことに、続きで座席が取れず、全員バラバラにしか予約できなかった。息子がうろたえていた。
しかしここはアメリカ。だんなさんが息子と別れて座ろうとしたところ、隣の女性がすぐに気づいて「席変わりましょうか?」と。素晴らしい。こういうところが素晴らしい。彼女が特別気の利く親切な女性だっただけなのかもしれないけれど。どうもありがとう!

私は一番後ろの端っこの座席。隣にアジア系のものすごくでかくて若そうな男性が座る。私のひじ掛けを当たり前のように取られてしまったのは若干許せないが、静かで何の干渉もしてこなかったので、まあ良かった。私は疲れすぎていてずっと寝ていた。

そしてようやくバンクーバーに到着。ああやっと…(涙)

長くなってしまったので続きます。

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